ガンを切らずに治す振動医学による薬を使わない治療
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      若葉 e-クリニック

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予約電話番号:087-813-5512

問い合わせは、こちらのメールアドレスまで。  hfujita@wakabaclinic.xsrv.jp

Twitter: @DrHfujita

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ホームページが新しくなりました,(9月16日 リニューアル)

こちらからお越しください

・・・・・http://wakaba-hado-clinic.com/

 

 

 

 

 

 

 

更新中!!


 

 レトリール療法のガンなき世界の著者G.E.グリフィン氏は著書の中で次のように
述べています。

「我々が、昔の治療の歴史を振り返って、頭骸骨や流血の呪いとか、また、犬の毛、鳶
鳥の油、トカゲの血、古いインディアンのキッカポジュースなどを「特効薬」としてい
たと、今日では面白がってからかっているが、それとまったく同じように、次の時代の
我々の子孫が現代をどう回顧するだろうか。今は医学界に正統派治療法として、まかり
通っているが、役立たずの手術とか、放射線とか、有毒制癌剤のことを、随分と野蛮な
ことをしたものだと、驚きいることであろう。現在の科学界の傲慢さと政治的な利権の
もとで、数百万もの癌患者やその家族たちが、悲惨で高価な犠牲を払わされている。他
方、アメリカ国内での癌退治の研究開発に対して、一年間に何十億ドルもの予算が諸研
究機関に配分され、また、何十億ドルもの制癌剤が販売されており、票集めにやっきに
なっている政治屋連中が、いまだかつてないほどの政府計画をでっち上げているにもか
かわらず、癌で死ぬ人数以上に癌関係で生計を立てている人数は多いという事実がある。
こんな矛盾が、簡単なレトリール療法で解決できることになれば、巨大な医薬品業界や
政治的な産業は一夜にしてつぶれてしまうであろう。」

若葉クリニック監修
本格的炭酸施設
「温々屋」
オープン!!


無農薬食材キッチン
「ゲルソン道場」
オープン!!
                                         ビタミンB17(レトリル)が導く「ガンなき世界」 からの引用 ---末期ガンからの生存率は、15%である--メキシコ・コントレラス博士。ガン患者を救う驚異のビタミンB17点滴療法
 

 

 

最新ガン治療小冊子は、こちらからご覧頂けます。

最 新 情 報

肺癌ステージ4 治癒(29/9/15)

乳癌治癒後(29/7/13)

超早期大腸癌(29/7/5)

乳癌stage2(29/6/28)

膵臓癌ステージ4の遠隔治療、始まる(29/6/27)

空海曼荼羅(癌治療)(29/6/19)

乳癌術後リンパ節転移・・・そして治癒(29/6/15)

完璧な遠隔治療(29/6/15)

癌とアトピー性皮膚炎(29/6/10)

空海曼荼羅(アカシックレコード)&(光のシャワー)(29/6/8)

空海曼荼羅を使った治療効果の判定(29/5/31)

アトピー性皮膚炎(29/5/31)

ICRF・・・空海曼荼羅次の一手(29/5/25)

空海曼荼羅のもう一つの利用法(29/5/13)

新花粉症ハーモナイズ(29/5/13)

肺癌 ステージ4(29/5/6)

空海(癌抗体)・・・取りあえず(肺癌抗体)(29/5/4)

乳癌ステージUa(29/5/4)

生活環境のまとめ(29/4/19)

肺癌ステージ4・・・空海(肺癌漢方薬)+(肺癌鍼灸) 驚異の治療効果(29/4/17)

曼荼羅 空海(肺癌漢方薬)(29/4/14)

レヨテストによる治療進行度の推移(29/3/31)

初めての海外からの患者さん(29/3/27)

空海曼荼羅の効果の程は?(29/3/18)

素領域曼荼羅から空海曼荼羅へ(29/3/15)

曼荼羅シートと陶板浴(29/3/8)

素領域曼荼羅B17とVitamin C(29/3/6)

負荷の問題(29/3/2)-2

乳癌ステージUa(29/2/28)

素領域の曼荼羅開発(29/2/27)

10番目の新しい素領域の曼荼羅(29/2/27)

曼荼羅シート 速報(29/2/10)

新しい負荷・・・ノッチフィルター(29/2/2)

曼荼羅シート発売開始(29/2/1)

ちょっと一息(29/1/27)

第9番目の曼荼羅「抗PD-1抗体」(29/1/27)

自宅治療の可能性(29/1/26)

新最大負荷→最終最大負荷(29/1/19)

陶板浴パワーアップ(29/1/16)

8番目の新シリーズ曼荼羅「重曹点滴」(29/1/16)

7番目の新シリーズの曼荼羅「ガン抑制遺伝子」(29/1/13)

最大負荷からみた治療頻度(29/1/7)

負荷と治療効果(28/12/21)

超早期乳癌治癒す(28/12/15)

そして、曼荼羅 ピラミッドパワー(28/12/4)

曼荼羅 般若心経(28/12/4)

曼荼羅 六員環構造水(28/12/4)

曼荼羅 Oncogene 消滅(28/11/30)

曼荼羅 釈迦涅槃と癌幹細胞消滅(28/11/22)

曼荼羅 釈迦涅槃(28/11/18)

曼荼羅 癌幹細胞消滅(28/11/17)

レヨテスト(28/11/15)

遠隔治療(28/11/15)

集中治療その1(肺癌)(28/10/11)

レヨテストによるテロメア測定値の仮説(28/10/5)

再び短期集中治療、開始(28/10/3)

治療法の転機(28/9/27)

レヨテスト(28/9/21)

肺癌stage4(28/9/6)

テロメアの測定法(28/9/5)

超早期ガン(子宮体ガン)の治療期間は?(28/8/26)

コーヒーとテロメア(28/7/11)

比較(28/7/11)

ひょっとして(28/7/8)

膵臓癌stage4(28/7/5)

膵臓癌stageW(28/7/1)

乳癌(28/6/30)

末期胆嚢癌再発(28/6/30)

O-リングテストによる効果判定の解説(仮説)(28/6/28)

抗癌剤と新波動増幅チップ(28/6/22)

大腸癌stage4(28/6/8)

「新波動増幅チップ」スタート(28/5/29)

大腸癌術後再発stage4(28/5/29)

次のステップへ・・・・「新波動増幅チップ」(28/5/22)

最新ガン治療(波動増幅チップ)のまとめ・治療成績(28/5/6)

テロメアとステージ分類(28/3/28)

大腸癌再発stage4(28/5/13)

肺癌(28/4/28)

前立腺癌stage4(28/5/10)PSA結果

大腸癌stage4(28/7/5) CEA結果

ご自宅での陶板浴E(28/4/21

膵臓癌 stageW(28/4/12)

再び波動転写水(28/1/29)

 

エネルギーサークル ガンの最難関に挑む 第2報(28/1/20)

ひとやすみ・肉体レベルの周波数調整(28/1/11)

ピラミッドパワーをご自宅で(28/1/7)

O-リングテストと陶板浴E(27/12/27)

陶板浴からおいでになった方へ

(O-リングテストの基礎的知識&治療成績)(27/12/21)

子宮頸ガン術前(27/12/21)

転移性肝臓ガン 4回目の短期集中治療(27/12/21)

エネルギーサークル登場(27/12/15)

超早期ガンはどれ位の期間で治癒するか?(27/12/21)

陶板浴+α  ガンの最難関に挑む(27/12/18)

陶板浴+α 腎不全に挑む(27/12/3)

陶板浴+α ガンにいどむ(27/10/26)

陶板浴とピラミッド その2-甲状腺機能亢進症(27/12/2)

陶板浴とピラミッド-甲状腺機能亢進症(27/10/22)

テラヘルツ波(27/10/9)

陶板浴(27/10/9)

短期集中治療の進歩(27/9/8)

三叉神経痛---遠隔治療(27/9/1)

三叉神経痛(27/7/23)

遠隔治療(27/7/18)

速報:驚異的な最新ガン治療(27/6/28)

エネルギーシールによる三叉神経痛の治療(27/5/4)

土地・建物の負のエネルギー(26/10/22)

電磁波障害(26/10/9)

ヘバーデン結節(26/9/1)

11才・アトピー(26/8/25)

エネルギーシールによるリウマチの治療 第2報(26/8/5)

エネルギーシールによるリウマチの治療(26/7/11)

エネルギーシール誕生(26/7/10)

アトピー性皮膚炎の治療体験談(25/6/18)

尋常性乾癬(25/6/11)

食品アレルギー(25/5/10)

抗原抗体置換法で、リウマチが治りました(25/2/15)

ステロイド軟膏が・・・・(24/11/30)

円形性脱毛症(24/10/22)

バイオレゾナンス、アトピー性皮膚炎に挑む(24/8/19)

真の値の測定(O-リングテストによる治療効果の判定法)(24/3/6)

ガンの負のエネルギーという概念について(24/2/19)

遠隔治療、再び(24/2/19)

インテグリン・テロメア・ベンズアルデヒド(24/2/16)

手術をしない乳ガン、急速に小さくなっています(24/2/9)

薬の必要量の変化(24/2/8)

インテグリンとテロメアが意味するもの(24/2/8)

治療法の進歩による測定値の変化(24/2/5)

Mさん、完治す(24/2/2)

ガン細胞は、いつ活発化するのか?(24/1/27)

波動系の治療法と物質系の治療法とを統合して末期ガンに挑む(24/1/25)

治療効果の判定法(24/1/15)

若葉クリニックに直接おいでになれない方のために(24/1/14)

アレルギー性鼻炎(非特異的抗原による抗体置換法による治療経過)(23/12/31)

Dr.Fujitaの高血圧と痛風治療完結(2011/12/26)

ベンズアルデヒド(2011/12/23)

波動転写療法と物質との関係(2011/12/23)

幸運な患者さん(2011/12/23)

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テロメアが波動転写水を進化させる(2011/11/22)

短期集中治療の実際(2011/10/26)

究極の難病完治法(非特異抗原による抗体置換法)(2011/10/25)

ガンの短期集中治療(2011/10/4)

波動転写療法の基本・・・薬の波動を転写する(2011/10/3)

温故知新(2011/10/3)

O−リングテストでのセシウム測定(2011/8/2)

食品の放射線量は、自分で測定できない?(2011/8/2)

放射線単位のまとめ(2011/7/11)

直傳靈氣とO−リングテスト(2011/7/4)

直傳靈氣 事始め(2011/7/4)

フコイダン・中国パセリ・乳酸菌(2011/6/17)

緑内障もよくなっています(2011/4/18)

喘息完治す!!(2011/4/10)

放射線汚染に対処する代替医療の現場(2011/3/21

ガン治療にバッチ・レメディ(2011/3/9)

宿り木(2011/3/9)

花粉症は、こうして治療します(2011/2/23)

 

 

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こんな症状でお悩みの方に

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ゲルソン療法体験記

       
         

  

C型肝炎に挑む(2010/6/20)

バイオレゾナンスでステロイド軟膏を作ると---(2010/3/7)

豚インフルエンザに対する遠隔治療(2009/5/24)

自家感作性皮膚炎(2008/10/27)

遠隔治療、実用化!!(2008/10/19)

遠隔治療の有効性を試す(2008/9/15)

 

 

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Dr.Fujita の、ゲルソン食事療法 体験記(2008/4/21)

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臨界水なる摩訶不思議な水について(2008/1/8)

遠隔治療の可能性を探る(2007/12/7)

認知症 あなたならどうしますか?(2007/8/20)

難病対策(2007/8/2)

あなたの周波数はいくらですか?

脳に重金属が溜まっています!

レイキとO-リングテスト

O-リングテストの実力

O-リングテストが、自律神経免疫療法に新たな道を開く!!

 

 

 

 

 

私たちといっしょに、統合医療を実践してみません?

自律神経免疫療法 UP!プラセンタ療法 UP! 整体療法  症状別自律神経免疫療法
アトピー性皮膚炎 
UP!「がん」  UP !リウマチ UP!潰瘍性大腸炎 UP!パーキンソン病 UP!
「がん」にうち勝つには UP!

症例報告

・リウマチ&更年期障害
 UP!(1/17)  自律神経失調症 UP!(2/22) 花粉症 UP!(6/4)
アトピー性皮膚炎 
UP! (6/4)

患者さまの生の声

アトピー専用

アトピーの方に、痒みを抑え保湿効果の高い塗り薬を作りました。(勿論、ステロイドは入っていません!!)
若葉クリニックでは、治療途中のリバウンドの時期に使ってもらっています。
タイプA:クリーム状
タイプB:クリーム状よりも更に伸びの良いタイプ(液状に近い塗り心地です)
両タイプとも30g入り \1,560-(送料別途)


「自律神経免疫療法」は、どんな病気に有効なのでしょうか?

              アトピー性皮膚炎・喘息・リウマチ・膠原病・潰瘍性大腸炎・アレルギー性鼻炎などの免疫疾患

              脳卒中後遺症・パーキンソン病・老人性痴呆などの脳性疾患

              ガンなどの悪性疾患

              頭痛・むち打ち症・めまい・耳鳴り

              高血圧症・狭心症

              顔面神経麻痺・脱毛症・冷え性・生理痛・不妊症・つわり・前立腺肥大

              膝痛・腰痛

              自律神経失調症

               その他、西洋医学で治療困難な様々な病気

 

            以上のように、これまでは治療困難であった病気さえ、薬を使わずに治すことができるのです。

 


「がん」 シリーズ

 「がん」は自分で治せる !! UP!

「がん」と闘う UP中!(10/14)

 ガン治療への新たなるアプローチ UP!(06/6/18)

 


レイキとは、 UP!

レイキ 始まる
UP!

藤田院長のアトピー相談室
藤田院長の経歴
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連絡先・住所

    こんにちは、 若葉クリニックのHPへようこそ。院長の藤田です。

 私たちのクリニックでは、「薬を使わずに病気を治す、自律神経免疫療法」による治療を行っています。

 最近では多くの本が出版され、テレビ・雑誌などでも「自律神経免疫療法」が取り上げられており、

 認知度も高まってきているようで、 私どものクリニックにも多くの患者さんが来られるようになってきました。

  しかし、まだまだその認知度は低く、出版されている本なども少し内容がわかりにくいかと思われます。

 そこで、このホームページを使って、皆様に、自律神経免疫療法とは何か?をわかりやすくお伝えし、

 また実際に受診されている患者さまの生の声などもお伝えしていこうと思っています。

 自律神経免疫療法では、現代医学、特に西洋医学では治しにくい、

 多くの病気が治っていることを実際に知っていただくことで、

 今、何らかの病気に苦しんでいる方々を少しでも早く治してさしあげたい!

 それが、医師としての使命だと思っています。

 そしてそのためには、一人一人の患者様に合う、あらゆる治療を行うことが重要なのではないでしょうか?

 どんな病気も治療法は一つ(西洋医学だけ)ではないのです。

 自律神経免疫療法を始め、O-リングテスト、カラーセラピー、プラセンタ療法、整体療法など・・・自分にはどんな治療法が合っているのか、

 このホームページを見て、ぜひ一度、ご相談ください。(※通院が困難な患者さまは、入院しての治療もできます。)

自律神経免疫療法について詳しく見ると、その前に・・・簡単!自律神経免疫療法ってこういうこと!       

          目次】

              いま、なぜ?

              自律神経免疫療法との出会い

              自律神経免疫療法とは

              律神経免疫療法 の理論的根拠、「福田-安保理論」とは

              病気は、なぜ起こる?

              交感神経の緊張が過ぎると

              副交感神経の緊張が過ぎると

              自律神経免疫療法の実際の治療法は?治療風景は?

              自律神経免疫療法でどんな病気が治りますか?

              自律神経免疫療法を受けられた患者様の声

 

 

    私たちは日々、医療現場で多くの患者様を治療しています

しかしながら、なんと多くの病気が治らないことか・・・

そう、長い間、30年近く思い悩んでいました。

そして、そんな時、自律神経免疫療法に出会ったのです!

自律神経免疫療法は、これまでの医療とは、病気のとらえ方、見方が根本的に違っている画期的な治療法です。

従来の医療は、西洋医学に偏りがちでした。

しかし、私たちは考えます。

『治療の方法は、限定すべきではない。患者様が良くなることが最優先事なのだ!!』と。

私たちは、自律神経免疫療法を始め、プラセンタ療法など、考えられるあらゆる治療法を、

患者様一人一人に合わせて用いることで、つらい症状を治療していきます。

 

 

自律神経免疫療法との出逢い

 

患者様をたくさん診れば診るほど、「なぜ治らないのか・・・?」など、いくつもの何故?を抱えていたある日。

平成14年夏、テレビの報道番組で放映された番組を見たのが、全ての始まりでした。

それは、「外科医がメスを捨て、注射針一本で癌にいどむ」というものでした。

それが、自律神経免疫療法との初めての出逢いであり、その外科医こそ、自律神経免疫療法を完成させた福田先生でした。

「これだ!!」

今までの医療に対するなぜ?の答えが全てそこにあったのです!

本当に、本当に幸運でした!そして、これが多くの患者様にとっても、福音となっていったのです。

 

自律神経免疫療法の始まり

平成4年、福田先生が気圧計を購入されて始まった、「なぜ、重症の虫垂炎が晴れた日に多いのか」という研究は、

平成6年、福田先生と安保教授(現新潟大学医学部教授)の共同研究へと発展し、

ついに、平成7年、現在の医学の常識をくつがえすような「福田−安保理論」(自律神経免疫療法の基礎理論)が完成したのです。

「福田−安保理論」

自律神経免疫療法の理論的根拠になっているのが、「福田−安保理論」です。

そして、この理論は、

「自律神経は、白血球の働きと密接に関わっており、

交感神経が緊張すれば白血球の中の顆粒球が増加し、逆に副交感神経が緊張すれば、リンパ球が増加する」

というものです。

では、なぜこの「福田−安保理論」がノーベル賞級の大発見なのでしょうか?

その理由は、「福田−安保理論」には、現代医学では解き明かせなかった、病気の本質と治療法が明確に示されているからなのです。

病気は、なぜ起こる?

「福田-安保理論」は、きわめて明快にその答えを教えてくれます。

諸悪の根元はストレスによる交感神経の異常な緊張だったのです。

では交感神経が緊張すると、私たちはどうなるのでしょうか?

 

 

交感神経が緊張すると・・・


「冷える・ためこむ・緊張する」ということが引き起こされます。

具体的なメカニズムと症状は以下のようになります。

@ 顆粒球が増え、リンパ球が減少します。

そして、その短命な顆粒球が死滅するときに放出する活性酸素は組織を破壊します。

すると、「がん」・炎症性の疾患・糖尿病・動脈硬化などが発生します。

 

A 交感神経が緊張するとアドレナリンと呼ばれる神経伝達物質が放出されますが、

アドレナリンは血管を収縮させる作用があります。

そしてこの作用によって、全身で血流障害が起こります。

血液は全身の細胞に酸素や栄養を運搬しながら、二酸化炭素や組織で生じた老廃物を回収します。

そのため、 血行が悪くなれば、体に必要なものが届かず、老廃物や毒素など不要物が蓄積していきます。

そしてそのまま、 体に疲労物質や発痛物質が蓄積すると、

肩こり・腰痛・ひざ痛などの痛みが起きます。

また、こうして老廃物や毒物などの不要物が蓄積すると(血流障害)、

アトピー性皮膚炎・気管支喘息・花粉症などが起こるのです。

(アトピー性皮膚炎で発疹や浸出液が出るのは、”ここに不要なものがたまっていますよ、洗い流してください”というサインです。 )

さらに、血行の悪化により、 組織が酸欠状態になると、

手足の筋肉の動きが悪くなったり・マヒなどが起こります。

また、こうした血流障害が進むと、冷え症・心筋梗塞・高血圧・脳梗塞などの循環系の病気が起こ るのです。

 

B 交感神経が過度に緊張すると、内臓諸器官の分泌・排泄えを促す副交感神経の活動が 抑えられます

すると、ホルモンや神経伝達物質などが分泌されにくくなったり、内臓の排泄能力が著しく低下し たりして、

老廃物や毒物を処理できず、体内にため込むようになります。

そしてその結果、便秘・胆石などが起こるのです。

また、多くの治療で使われているステロイド剤は、体内で酸化し、組織を破壊する毒物に変わりますが、

排泄能力が落ちるとこれを排泄できません

そのため、アトピー性皮膚炎でステロイド剤を使用すると悪化するのです。

 

C 神経伝達物質が十分に分泌されないために、

目がかすむ・味覚が鈍る・耳の聞こえが悪くなるなど知覚機能の低下が起きます。

 

D 交感神経が緊張することで、精神的な緊張や興奮が続くために 、

不眠・怒りっぽい・イライラなど心身にまたがる不快な症状が起きます。

 

以上のように、交感神経の緊張状態によって、実に多くの病気が引き起こされているのです。

一方、副交感神経が緊張状態で起こる病気はさほど多くありません。

というのは、副交感神経は体を休めたり、リラックスさせるために働くので、

緊張状態が起こっても、体に大きなダメージとはならないのです。

ただ、ここで注目すべきは、アトピー性皮膚炎の人は、副交感神経優位の人だということです。

先ほどは、交感神経の緊張でアトピー性皮膚炎になると言いましたが、これはどういうことなのでしょうか?

副交感神経が緊張すると

                         

@ うっ血

 副交感神経が緊張すると、アセチルコリンという神経伝達物質が放出され、血管を拡張します。

ここで、過剰に放出されると、静脈で血液が停滞し、細胞の新陳代謝で生じた老廃物を排泄できなくなり

外部から侵入してくるダニ・花粉などと反応し、小児喘息・アナフラキシーショックなどが起きます。

 また、元々体質的に副交感神経優位で、リンパ球の多い方、それがアトピーになりやすい方なのですが、

そうした体質の方に、ストレスがかかって、交感神経が緊張すると、虚血とうっ血というダブルパンチが起きます。

そして、その結果、アトピー性皮膚炎や花粉症などが悪化します。

つまり、もともと、副交感神経優位のために、うっ血を起こして老廃物などをため込んでいるところに、

交感神経の緊張による虚血や排泄能力の低下が加わって、体は捨て場のないゴミ箱と化してしまうのです。

 

A カタール性疾患の発生

 副交感神経が活動しているときは、排泄能力が亢進し、多量の分泌物を伴う病気が起きます。

つまり、カタール性扁桃炎・カタール性虫垂炎などが起きるのです。

 

以上が、副交感神経の緊張によって、引き起こされる代表的な病気です。

アトピー性皮膚炎の方が、副交感神経優位の体質というのは、意外かもしれませんが、

実は、そうした体質であるところに、交感神経の緊張が加わって、発症するのです。

ですから、交感神経の緊張を和らげてやることが、とても重要なのです。

自律神経免疫療法の治療法

     自律神経免疫療法の治療は、先ほど述べた、「福田−安保理論」に基づいて行います。

     まず、白血球中の顆粒球と、リンパ球を検査することで、交感神経の緊張状態がわかります。

     交感神経が過度に緊張すると、顆粒球が増加し(正常値は白血球の54〜64%)、

     反対に、リンパ球が減少します。(正常値は白血球の34〜41%)

     また、リンパ球は、割合だけでなく、実数も大切です。1立方ミリメートルあたり、2000個以上必要です。

     この、顆粒球とリンパ球の推移が、病状の把握・治療効果の判断基準となるのです。

     そして、その検査結果を基に、注射針やレーザーなどで、指先などの治療点を刺激します。  

     すると、副交感神経が刺激され、交感神経の緊張が和らげられ、その結果、リンパ球の割合・数値が増加します。

     このように、副交感神経が刺激され、交感神経が抑制されると、病気の発症メカニズムが逆回転し始め、

     様々な症状が改善されていきます。


「がん」は自分で治せる!!

 「がん」は、1981年以来我が国の死亡原因のトップを独走しています。「がん」で亡くなる方は年間30万人を越えています。
そして、「がん」にかかる人は
10年後には年間89万人に達するだろうと予測されています。

 「「がん」を減らすことができる」----福田-安保理論に基づく「自律神経免疫療法」を行っている私たちのグループはそう断言しています。

 これまでは、「がん」が起こる仕組みを十分に理解していなかったために、「がん」を治すことができなかったのです。
 「がん」が起こる仕組みさえ理解すれば、「がん」は自分で治せる病気なのです。

 では、どうすれば「「がん」は自分で治せる」のでしょうか?

 それは、これまで行われてきた抗「がん」剤治療や放射線治療、手術などに頼らず、私たちの体に備わっている自然治癒力を高めて「がん」を自然退縮させるのです。

 「がん」の原因はストレスです。ストレスが原因で「がん」が起こってくるのです。

 「がん」の原因がストレスであることが分かれば、ストレスを取り除くように生活を見直すことで、「がん」を自分で治すことができるのです。

更に生活の中でストレスを避けることで、「がん」の予防についても期待が持てるようになります。

 「がん」の原因がストレスだと言いましたが、ストレスが何故、「がん」の原因となるのでしょうか?

 それは、ストレスが引き起こす交感神経緊張状態こそが発「がん」しやすい体調だということなのです。

 交感神経の緊張の結果として、血流障害、顆粒球増多、活性酸素の大量発生、組織破壊、リンパ球の減少、免疫力の低下が次々と連鎖反応的に引き起こされ、「がん」を呼び込む体調が作られてしまうのです。

 

 「がん」を引き起こす3つの要因

@ 働き過ぎ

 働き過ぎで倒れる人には2つのタイプがあります。まず、3〜4ヶ月の短期間に、一日3〜4時間の睡眠しかとらずに働き続ける人。このタイプでは、「突然死」が非常に起こりやすくなります。死因の大半は、心臓疾患です。

 働き過ぎのもう一つのタイプが「「がん」死」です。長期にわたる過重労働が続くのがこのタイプです。なぜ「がん」になりやすいかというと、活動量の多い人は細胞の再生が起こりやすいからです。細胞の再生=細胞分裂を促進しているのが活性酸素です。エネルギー消費の激しい活発な人は、もともと顆粒球が多いために活性酸素の産生も高いために、細胞の分裂増殖は非常に早いスピードで進行します。

 私たちの体の中で、細胞分裂が活発な場所は腸の上皮細胞、肺、乳腺、胃などです。これら再生が活発な部位は、「がん」になるリスクが特に高くなります。

 細胞の増殖には増殖関連遺伝子が働きます。この増殖関連遺伝子は「原型「がん」遺伝子」と呼ばれています。「がん」という名は付いていますが、もともとは正常な細胞が、正常に分裂するために必要な遺伝子です。

 交感神経が年単位で緊張をしいられ、組織が何度も再生を繰り返していると、やがてこの細胞増殖関連遺伝子にも異常が起こり、増殖の調節がきかなくなってしまいます。その結果、細胞を無限の増殖に駆り立てる「「がん」遺伝子」になってしまうのです。

 そして、交感神経の緊張が高まっている時には、副交感神経が抑制されていますので、「がん」と戦うリンパ球の数が減ったり働きが悪くなります。これでは手も足も出せないという状態になっています。

A 心の悩み

 心の悩みも交感神経の持続的な緊張を招きます。「つらい」、「悲しい」などの感情が起こると、それは大脳辺縁系という部位で感知されてから、脳の視床下部(自律神経・内分泌機能・食欲・性欲などをコントロールする器官)へ伝えられます。ストレスの刺激は視床下部を通って、2つのルートで体に働きかけます。

 一つは、視床下部から脳下垂体に至るルートで副腎皮質ホルモンの分泌を促します。

もう一つは、視床下部から自律神経に直接アクセスするルートでは、アドレナリン、ノルアドレナリンの分泌を促し、心筋に直接作用して、心臓の収縮力を高めたり、心拍数を上げたりします。

 心配事や悩み事で心がいつも安まらないと、その分交感神経の緊張状態が続き、顆粒球の増多、血流障害、組織破壊、免疫力低下という一連の現象が起こり発「がん」に至ります。

B 痛み止めの連続使用

 年をとるにつれ、高齢者のかたは腰やひざの痛みを訴えるようになり、薬物を長期使用するようになります。こうした薬物への依存が、特に高齢者の発「がん」の主な原因となっています。痛み止めはプロスタグランジンが作られるのを抑えることで効果を発揮します。プロスタグランジンは知覚神経を過敏にして痛みを起こす作用があるので、これが減ることで痛みは和らぎます。

 ところがプロスタグランジンには交感神経の緊張を抑える作用もあり、これが産生できないと交感神経にブレーキがかけられなくなり、顆粒球が増え活性酸素が大量発生して、組織破壊が進みます。そして、ここでも血流障害、免疫力低下という一連の現象が起こり発「がん」にいたります。

 

「がん」にならないための6箇条

 それでは、実際に私たちはどうすれば「がん」にならないのでしょうか?これまで説明してきたように、副交感神経優位の体調にすればよいのです。といっても、だらだらした生活は最終的に交感神経優位に陥りますので、適度にメリハリのある生活が大切です。

@ 働き過ぎをやめて、十分な睡眠をとる

A 心の悩みを抱えない

B 腸の動きを高める(食物センイ、キノコ類をとる、サプリメントに頼りすぎない)

C 血行をよくする(運動、呼吸、爪もみ、入浴、日光に適度に当たる)

D 薬漬けから逃れる

E 「がん」検診は受けない

 

 これらのうち、問題となるのは「がん」検診は受けないということでしょう。「がん」検診が有効か無効かという点です。この議論の中で、意見は半々になっています。海外の論文には、「「がん」検診者の方が発「がん」率が高い」と言っているものさえあります。

 次に「がん」検診がもたらす「恐怖心の害」があります。たとえば、胃「がん」検診を行って、要精密検査という結果が戻ってきたとします。すると、精密検査を受けるまでの期間に、実際に「がん」にかかったのと同じくらいの恐怖心を味わうことになるのです。安保先生ご自身の体験談として語られています。この恐怖心がさらに交感神経の緊張を招くのです。

 「がん」の早期発見はとても重要なことです。なぜなら、それをきっかけに生活の見直しを行い、副交感神経を刺激する生活を送り、「がん」を早めに治すことができるからです。ただ、「がん」検診で熱心に「がん」を探すよりも、普段の生活の中で体調をチェックすることの方が大切です。

 

 たとえば体調に関しては、こんなことはありませんか?

□ 顔色が悪い

□ 疲れやすい

□ 食欲がない

□ 眠れない

 

 こんな自覚症状があったら、次のように生活を振り返ってみます。

□ 働きすぎていないか?

□ 悩み事に押しつぶされそうになっていないか?

□ 特定の薬を飲み続けていないか?

□ 暴飲暴食が続いていないか?

 

そして、思い当たることがあれば、それを取り除いて10日間ほど様子をみます。それでも、なんとなく体調が回復しない、となったら検診を受けるといいでしょう。

 そんな悠長なことをして大丈夫?と思われるかもしれません。しかし、その心配はありません。体調チェックと生活の見直しを合わせて行えば、「がん」にかかっていたとそても早期に見つけることが出来ます。「がん」が進行するのは、体調が悪いのに無理を続けるからです。具合が悪いと自覚していて、それなりの養生をすれば「がん」は進行しません。

 しばしば「がん」は進行するまで無症状だと言われますが、これは間違いです。「がん」になる体調の時は、あるサインがでるのです。

 患者さんが「がん」にかかる前の体調について聞くと、大半の人が「カゼに似た熱が何度か出た」「微熱があって、体がだるいことがあった」と答えます。これは「傍腫瘍症候群」と呼ばれる現象です。体の中で異常な自己細胞ができると、リンパ球はこれを攻撃します。その時に出る熱です。つまり、本格的な「がん」になる前に、リンパ球は何度も「がん」を殺しているのです。

 微熱が出てだるいのに、無理をして仕事を続けていれば、またぞろ「がん」は息を吹き返して、やがて本格的な「がん」になっていきます。早期に発見するチャンスを逸してしまうのは、体調を無視してしまうからです。

 「健康診断を受けないと気がすまない」という人は、血圧や血糖値、肝機能値、白血球の総数、顆粒球とリンパ球の割合など、結果を聞いた時に自分の気持ちで処理できる範囲でチェックを受けるとよいでしょう。ことに白血球のバランスを調べることは、自分の体調をつかむための格好の材料となるでしょう。

 白血球の総数はその人の活動量に比例し、活発な人ほど数が増えます。カゼをひいたり、けがもしていないのに白血球の総数が1万個以上ある場合は、1日のエネルギー消費が高すぎる人、つまり働き過ぎの人です。このような人は交感神経の緊張が相応に持続しており、「がん」を呼び込む体調になっているので、1日の仕事量を減らす必要があります。

 このように「がん」検診を受けなくても、簡単な自己検診で体調の管理や「がん」予防はできるのです。これこそが望ましい早期発見、早期治療のあり方ではないでしょうか。


 
「がん」が見つかったら、あなたならどうしますか?

 現代医学では「がん」になった時、3つの大きな治療法があります。

手術療法・抗がん剤療法・放射線療法の3つです。

 手術療法は、「がん」を手術で除去します。抗「がん」剤療法では、毒性の強い薬物を投与して「がん」を殺します。放射線療法は、放射線を病巣に照射して「がん」を殺します。

 どの治療法を選ぶかは、「がん」の進行状態や「がん」の種類、患者さんの病状によって異なります。「がん」が早期でまだ他の臓器への転移がない場合は、圧倒的多数の医師が手術を勧めるでしょう。早期を過ぎていて転移が認められる場合は、手術に抗「がん」剤治療か放射線を組み合わせるか、抗「がん」剤と放射線療法で対応することもあります。

 いずれの方法を選ぶにせよ治療の目的は「がん」をたたいて、「がん」を小さくするか、息の根を止めることにあります。

 医学の進歩に伴い「「がん」の3大療法」と呼ばれるこれらの治療法は、その目的を達成しつつあるような印象を私たちに与えます。しかし、残念ながらこれらの治療法こそがリンパ球(体を病気から守る血液成分)を破壊し、生体に消耗をもたらして「がん」の治癒をはばむ最大の原因になっています。

 たとえば抗がん剤治療を1クール行ったとします。あっという間に胸腺が縮まって末梢血中のT細胞、B細胞が減少し、ついでNK細胞や胸腺外分化T細胞が減少します。はじめの1クールで、リンパ球の数は激減するのです。

 放射線治療でも、同様の経過をたどります。放射線は組織への破壊力が非常に強いため、わずかに放射線を照射しただけで、胸腺は一瞬のうちに縮んでしまうのです。

 ですから、抗がん剤治療、放射線療法は絶対に受けるべきではないということになります。手術もできるだけ避け、どうしても必要なら局所に限るべきだと思います。

 もうすこし、詳しく説明しましょう。

 抗がん剤は「がん」細胞に対する作用の違いによって、いくつかの種類があります。作用の違う複数の薬を組み合わせると殺傷力も強まり、「がん」細胞を確実に殺すことができます。しかし、この薬が恐ろしいのは、「がん」細胞だけでなく正常細胞も区別せずに殺してしまうことです。

 もともと「がん」細胞は自分の体の中から生まれたものなので、正常細胞とあまり構造が変わりません。抗「がん」剤は「がん」細胞のように増殖スピードが速い細胞を殺傷するように作られているため、正常細胞であっても細胞分裂が活発なものは、「がん」細胞と同じように殺されてしまうのです。

 骨髄で作られる血液細胞、消化器の細胞、毛根細胞など増殖が活発な細胞は、抗「がん」剤の格好のターゲットになります。これらの細胞が破壊されると、白血球の減少、血小板の減少、貧血、不整脈、黄疸、吐き気、嘔吐、食欲不振、脱毛、倦怠感、呼吸困難、間質性肺炎、肝機能障害、腎機能障害などがおこります。

 副作用で深刻なのは、免疫力の低下です。骨髄にある造血幹細胞(各種血液細胞の源となる細胞)が障害を受けると、白血球、赤血球、血小板などの血液細胞が作られにくくなります。そもそも「がん」は、交感神経の緊張によって生じる病気でリンパ球が減少しています。そこへ抗「がん」剤を使えば、リンパ球はますます減ってしまうのです。抗「がん」剤治療によってリンパ球数が、300〜500個まで減少する人は珍しくありません。

 リンパ球が減少するとプロスタグランジンというホルモンが分泌されなくなります。プロスタグランジンは交感神経の緊張を抑える働きがあり、これが産生できなくなると交感神経の緊張にブレーキがきかなくなります。その結果、顆粒球はますます増え、活性酸素が大量に放出されて、組織は広範囲に破壊されていくのです。

 交感神経が緊張した状態では、細胞の分泌、排泄の働きが低下するため、「がん」細胞を攻撃するNK細胞はパーフォリンを分泌できず役に立ちません。たとえ「がん」が縮小したり消失しても、このように免疫力が低下した状態では、1〜2年後に再発する可能性が高くなります。「がん」が息を吹き返した時に、生体側はほとんど反撃できないというわけです。

 「抗がん剤は有効です」といわれた時の”有効”の真の意味は、「がん」が縮小または消失することを言っているのであって、患者さんが平穏に寿命をまっとうするという意味ではありません。「がん」が小さくなって治療は成功した。しかし患者さんは助からない----それが抗「がん」剤治療の現状です。

 もし、今、抗「がん」剤治療を勧められているあなた、抗「がん」剤治療を受けているあなた、断固、抗がん剤を断りましょう。

 かたや、放射線療法はどうでしょうか?

 専門医は「「がん」の病巣だけをねらい打ちして、ピンポイントで放射線を照射すれば人体への安全性は高い」と言います。

 ところが実際には、どんなに局所を狙って放射線を照射しても、その害は全身に及びます。肺「がん」の治療で放射線を肺のごく限られた範囲に照射しても、骨髄の働きが抑えられリンパ球が減少し始めます。

 これは、クラッシュ・シンドロームと呼ばれている現象です。放射線療法では、「がん」が縮小するまで徹底的に放射線を照射します。私たちの体を構成する細胞は、細胞膜に包まれている時は安全な存在なのですが、放射線で細胞膜が破壊され、細胞の内容物が流れ出すと一転して危険物に変化します。

 というのも、細胞の内容物はきわめて酸化力が強いために、周囲の組織を次々に酸化して殺してしますからです。その結果、患部から遠く離れた細胞まで壊死してしまいます。これが、クラッシュ・シンドロームです。

 こうして組織破壊が広範囲に進むと交感神経の緊張は極限に達し、リンパ球は激減して免疫力が低下します。「がん」が再発した時、「がん」細胞を攻撃する術がなくなってしまいます。

 副作用は各臓器にも及び、全身倦怠、粘膜のただれ、貧血、吐き気、皮膚の潰瘍など様々な障害が現れます。「放射線療法は抗がん剤や手術より、体へのダメージが少ない」と言う医師がもいますが、患者さんの消耗を目の当たりにすれば、この意見にはとうてい賛成できません。

 放射線療法は受けるべきではありません。

 最後に、手術はどうでしょうか?

 手術も原則的にはしない方がいいと思います。もし、どうしても必要な場合は最小限にとどめるべきです。リンパ腺の郭清も避けます。リンパ腺は生体防御の関所の役目を果たしていますので、これを取り去ることは免疫力の低下につながり、再発も起こりやすくなります。もしも、リンパ節にも「がん」細胞があったらこれも取り除くべきだと言われるかもしれません。しかし、「がん」細胞を完全に取り去ることは極めて困難です。たとえリンパ節を完全に取り去って、「がん」細胞を完全に取り去ることが出来ても、それは一時的なことに過ぎません。完全に破壊されたリンパ腺では、もはや再発した場合の防御機能は残っていないのです。

 それでは、「がん」が見つかったらどうすればいいのでしょうか?

 基本は生活を変えて交感神経緊張状態から抜け出すことです。

@ これまでの生活パターンを見直し、働く時間を減らして睡眠時間を増やし、心の悩みを取り除くこと

A 「がん」の恐怖から逃れること

B 現代医学の誤った治療を受けないこと

C 副交感神経を刺激し免疫力(病気に対する抵抗力)を上げる工夫をすること

 

 では、具体的に説明しましょう。

@ の、生活パターンを見直すということでは、働き過ぎをやめて仕事をセーブしてください。自分の命と仕事を天秤にかければ、おのずと答えは見えています。強い決意で自分の生活を見直しましょう。

 悩み事や心配事のない人は、まずいないでしょう。程度の差こそあれ、ストレスを感じながら生きています。

 しかしこの時、「自分の苦しみや悲しみが「がん」を生んだのだ」「心の悩みから「がん」になったのだ」と気づけば、同じ環境でも悩み方が変わります。悩めば悩むほど「がん」が悪くなると思えば、何か一つでも心の負担を減らしてみようという気になるからです。「がん」になった原因がわかれば、「がん」をやみくもに恐れることもなくなります。

 悩みを100%取り除けない、と悩むことはありません。「あっ、今また悩みすぎているな、もうこれ以上悩むのやーめた」と開き直るだけでも、「がん」は治癒に向かい始めます。

A の、「がん」の恐怖から逃れるというのは、古い「「がん」の常識」が恐怖を生んでいることを理解することです。「がん」を治すうえで、「がん」への恐怖心ほど邪魔なものはありません。

 「「がん」は怖い、治らない」と恐れるのはストレスそのものです。これでは交感神経のさらなる緊張を招き、治療の足を引っ張ることになります。

 これまでの「「がん」の常識」とは、

・「がん」は不治の病である

・すぐにでも治療をしないと手遅れになる

・抗がん剤でたたかないと、「がん」はどんどん悪化する

・転移したら一巻の終わりだ

 皆さんが「がん」の常識として正しいと信じていることは、今では誤った知識になりつつあります。

 まず、「がん」は不治の病ではありません。確かに50〜60年前までの日本なら「がん」は怖い病気でした。当時は今とは比べようもないほど貧しい生活でした。重労働、食生活の貧しさ、すきま風のはいる家、すべてが交感神経の緊張を強いる状況だったのです。基礎体力のないこのような時代の「がん」は確かに致命的な病気でした。

 今はどうでしょうか?栄養状態の良い現在では、仮に「がん」にかかってもあわてることはないのです。働き過ぎや悩みすぎ、痛み止めの常用などを改め、免疫を高める治療を選ぶことで「がん」の進行は止まり、治癒へと導くことができます。

 次に、「がん」と告知されてもあわてないでください。すぐに治療を開始しなくても大丈夫です。「がん」を告知され、「手術をしましょう、今なら間に合います。」「手遅れにならないように、早く抗「がん」剤を使いましょう。」と治療を急ぐように促されると、「一刻の猶予も許されない」というせっぱ詰まった気分に追いつめられます。早くしなければ命を落とす!その切迫感から、患者さんも家族もあわてて治療方針を決めてしがいがちです。

 しかし「がん」にかかったからといって、今日明日にどうかなるということではありません。ここで重要なことは、間違った治療を受けないということです。「がん」が進行したり、「がん」で命を落とすのは、抗「がん」剤や放射線療法、手術を受けるからです。これらの間違った治療は、患者さんの免疫力を低下させ、本来あったはずの寿命を縮めてしまいます。

 「がん」治療で最も延命率が低いのは、抗「がん」剤の投与を受けた人たちであり、受けなかった人は最も長生きしているというデータがあります。「がん」を治すために最も大切なことは、交感神経の緊張をやわらげ、副交感神経優位の世界に入ることです。「がん」を告知されたら、あわてずのんびり構えましょう。

 「がん」が発見された時に、早期を過ぎていても心配は無用です。「がん」が進行していても、それまでに間違った治療を受けていないのですから、一気に悪化することはありません。もちろん回復する希望が残されています。

 「がん」の転移したら助からないという常識はどうでしょうか?

 「がん」の転移も、人々がこの病気を恐れる理由の一つになっています。「転移したら、助かる望みはない」誰もがそのように考えているからです。

 しかし、実際は転移は治る前兆だったのです。転移は異常を起こした自己細胞(「がん」細胞)を攻撃するリンパ球が、「がん」細胞を異常自己と認識し、攻撃を始めたために起こると考えられます。「がん」はリンパ球に打ち負かされ、原発巣から散らばって他の組織へ逃げ出します。するとリンパ球は転移先で小さくなった「がん」を追いつめ、撃退してしまいます。「がん」が散り散りになることで原発巣は小さくなり、転移した「がん」も殺される。このような過程をたどって「がん」の自然退縮にいたります。

 ただし、断っておかないといけないのは、危険な転移もあるということです。体がせっかく闘っている時に、解熱剤を使って熱を下げたり、免疫力を低下させるような誤った治療を行えば、「がん」は転移先でぬくぬくと生き延びてしまいます。このようなケースでは、転移が命取りとなります。

 転移を武器にするには、副交感神経を刺激してリンパ球を増やし、熱を下げないようにすることが大切です。

 「がん」に対して免疫がとても重要な要因であることは、今や常識になりつつあります。しかし、大勢の医師たちは自分の体に備わった免疫力だけでは、「がん」に対処できないと考えています。しかし、これは考えが逆転しています。「がん」になったのは免疫力が落ちていたからで、リンパ球がしっかり働いているなら「がん」にはなりません。

 確かに「がん」が発症したからには、リンパ球は非力だったのでしょう。しかし、生活の見直しを行い、副交感神経を刺激してリンパ球の数を増やせば、自分の免疫力で「がん」と闘うことはできるのです。

 「がん」になって病状が悪化するのは、「免疫力だけでは戦えないから、抗「がん」剤で「がん」をたたきましょう」「放射線で「がん」を殺しましょう」と、患者さんの体を消耗させ、免疫力を低下させる治療を行うからです。

 すでに抗「がん」剤や放射線療法を受けている人は、ただちに治療を中止しましょう。

 抗がん剤も放射線も手術も受けない。生活の見直しもやっている。そして、副交感神経を優位にする、それが「がん」を自然退縮へ導くキーワードです。

 積極的に副交感神経を刺激し、免疫力を高める方法があります。

 私たちが行っている「自律神経免疫療法」もその有力な方法のひとつです。「自律神経免疫療法」については、私たちのホームページで詳細に紹介していますのでご覧下さい。

・食物センイたっぷりの食事を摂る。

・軽い適度な運動をする

・深呼吸をする

・爪もみをする

・ややぬるめのお湯でのんびりと入浴する

・笑いは免疫力を高めます

 

 実に様々な方法があります。「がん」は決して不治の病ではありません。勇気を持って間違いのない治療を行えば治癒することも夢ではありません。

(本稿は、大部分を安保先生の「ガンは自分で治せる」から引用させていただきました。更に詳しくお知りになりたい場合は安保先生の本をお読み下さい)

 

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更新日時 : 2017/09/15 16:13:55 +0900.