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  ガン検診とO-リングテスト

 「はたして、自分の体のどこかにガンがあるのではないか?」

皆さんも、一度ならずそのような問いかけをご自分になさったことがあるのではありませんか?

ましてや、ご自分のご両親や親戚の方にガンの方がいらっしゃるとなると、心配もひとしおです。

 ガンは、自覚症状が出てから検査を受けたのではほとんどの方が手遅れです。

といって、全身のガン検診を受けるのは結構大変ですし、必ずガンを早期に発見できるとも限りません。

 そこで登場するのがO-リングテストです。

O-リングテストは、アメリカ在住の大村先生が考案されアメリカでは知的特許権をとられた方法です。

親指と人差し指で円いリング(すなわちO-リングです)を作り、このリングが開いたり開かなかったりする現象を利用して

様々な診断に役立てようとするものです。

 O-リングテストでのガン検診は極めて単純明快です

まず、ガンのある人では低く、健康な人では高い値を示すテロメアを測定します。

テロメアを測定して、高い値であればあなたはガンである確率はほとんどありません。(ただし、何事も100%ということはありませんが)

テロメアが低い値のあなたは、次の検査に進むことになります。

(テロメアは、食べ物の影響を受けやすくガンのない方でもコーヒーを飲むと4時間くらいは低い値となります。

ですからテロメアが低いからと言って=ガンと決まるわけではありませんので注意が必要です。)

次の検査は、ガンのある場合、高い値となるインテグリンという物質を測ります。

体の代表点6カ所のインテグリンを測定して、高い値を示したところがあれば、その近くにガンがある可能性が高くなります。 

これで、ガンの第1次スクリーニングの終了です。

簡単に言えば、O-リングテストを使ってガンの場合に低い値を示すテロメアと高い値を示すインテグリンの両方を調べればよいというわけです。

どうですか?とっても簡単でしょう?

ガンでないあなたの検査時間は、1〜2分ほどガンの疑われたあなたの検査時間も10分ほどでOKです。

 さて次にガンの疑われるあなたは、O-リングテストを用いたガンの精密検査に移りましょう。

今度は、インテグリンの高値を示す場所をO-リングテストで探します。

これで大体の位置と大きさが判定できます。

ここまでくればどこのガンかの予想ができますので(たとえば、胃ガンだとか肝臓ガンだというように)

それら疑わしいものの中からO-リングテストで、組織型も選び出すことが可能です。

 

 以上がO-リングテストを用いたガン検診の概要です。

そして、これらの検査結果はO-リングテストを受けたその場で判定されますので、

これまでのようにガン検診を受けてから、結果がでるまで1から2週間も待つ必要がなくなりました。

自律神経免疫療法の理論をうち立てられた安保徹新潟大学医学部教授も、

ご自身の経験からガンが疑われ結果的にはガンではなかったのですが、

結果を待っている数週間のストレスたるや想像を絶するものがあると述べられています。

大半の病気の原因がストレスにあることを考えると、この不安な期間があなたのガンを更に進行させてしまうかもしれないのです。

これまでのガン検診の常識をくつがえすようなO-リングテストですが、このテスト法には更に驚くべき能力が秘められています-----続く