再び、遠隔治療

  遠隔治療は随分以前から試みていましたが、O-リングテストでは有効性が示せても患者さんがなかなか実感できずにいたために、
本格的な導入は出来ずにいました。

  今回はちょっとした偶然からその有効性を確認出来ましたのでお知らせします。

  ちょっとした偶然とは、短期集中治療においでていたNさんが、遠隔治療を希望されたことです。

Nさんは、第1回目の短期集中治療後のテロメアは1230だったのが1200まで下がっていました。

そこで遠隔治療を行ったところ、テロメアは直後に1220まで回復し、翌朝には1230まで回復したのです。

  ここで登場するのが今回の主役、三叉神経痛です。

当院のスタッフが数ヶ月前より三叉神経痛に悩まされており、テグレトール(200mg)2錠とロキソニン1錠をずっと飲んでいました。

あれこれ治療を試みましたが、いずれも効果は長続きしません。

 そこで、Nさんの遠隔治療を行った後でついでに??あまり期待もせずにスタッフの三叉神経痛に対する遠隔治療を行いました。

遠隔治療当日は自覚的には余り変化はありませんが、O-リングテストでは遠隔治療の前後では明らかに良くなっています。

ここまではよくあることなので気にせずいました。

  驚くべき報告を受けたのは翌朝です。スタッフの話によると、朝から痛みが全くなくなり薬も飲んでいないと言うではありませんか。

本当に何ヶ月かぶりに絶好調とのことです。ちょっとした偶然から証明された遠隔治療の効果でした。

  特に最近新しくなったガンの短期集中治療が遠方の患者さんも多いことから、遠隔治療が有効であれば

短期集中治療が終了した後のフォローも随分と楽なものになりそうです。

 

短期集中治療の基本的なプログラムは次のようになっています。

最初の5日間の治療(月から金)

第2週目は休み。

第3週目の月から金の治療。

第4週目は休み。

第5週目の月から金の治療。

第6週目は休み。

第7週目の月から金までの治療で終了となります。

近くの患者さんでしたら休みの週も2回治療を受けていただけるのですが、

遠方の患者さんではそれは困難なことが多いですので、この間には遠隔治療を行えばよいと言うわけです。