悪性リンパ腫の短期集中治療とその後

 

 Kさん、42歳、女性の方です。

 数年前より鼠径部のリンパ節腫大に気づかれていましたがそのままにしていたそうです。

H23年1月、念のためにと検査を受けたところ悪性リンパ腫の一種である

マントル細胞リンパ腫の診断を受けました。

H23年2月、6月に化学療法(抗ガン剤による治療)を受け、9月のPET検査でも異常なく

現在は寛解状態にあります。

(寛解状態というのは、抗ガン剤で一時的にリンパ腫が消失している状態のことです。

リンパ腫や白血病などでは治療がうまくいくとこの状態となります)

 但し、マントル細胞リンパ腫は非常に悪性度が高いため、再発は避けられず、

その際には化学療法は効かないだろうと言われています。

現在の所、治療法は骨髄移植しかないのですが、骨髄移植を受けた場合に死亡する確率が40%

非常に大きいため踏み切れません。今回はビタミンCを希望されて来院されました。

 

 これまでの多くの患者さんでO-リングテストを行った結果、

女性の場合ビタミンCが効かないことが多いためO-リングテストでビタミンCの効果予測を行いました。

周波数143HzがビタミンC75g使っても70Hzまでしか下がりません。

予想通りビタミンCは期待できそうにありません。

それと、ビタミンCの点滴は1週間に2回必要だとお話ししたところ1月に2回と勘違いされていたようです。

 

 そこで、高濃度ビタミンC点滴療法は断念して、現時点で最も有望な短期集中治療を受けて頂くことになりました。

 通常の短期集中治療フコイダン、中国パセリ、乳酸菌で行うのですが、

若葉クリニックではこれらに加え波動転写水を使用しています。

 Kさんは、現在寛解状態にありますが、寛解状態といえども、

O-リングテストで調べれば頚部や鼠径部などのリンパ節や脾臓などでO-リングが開きます。

テロメアも410と深刻な状態です。

 

 良くなることを願いつつ、9月27日、いよいよ短期集中治療が始まりました。

この時点で使用した波動転写水はレベル0.2の波動の強さをもつものでした。

治療開始前のインテグリンは303ng と通常のガンよりも低い値を示しています。

このインテグリンを10のマイナス100乗グラム以下に保つ必要が あります。

 

まず、乳酸菌の必要量をO-リングテストで調べてみます。

予測値では乳酸菌を8錠飲むとインテグリンは10のマイナス90乗グラムまで下がります。

同様に中国パセリは4錠で10のマイナス70乗グラムまで、

フコイダンは8CCで10のマイナス100乗グラムx80%

(10のマイナス100乗グラムより更に低いということです)まで下がります。

これらの3つを合わせると、10のマイナス100乗グラムx70%と更に下がることが分かりました。

 次に使用する波動転写水の種類をO-リングテストで選びます。

ビタミンB17(レトリール)など全部で7種類となりました。

これら7種類の波動転写水で測定したインテグリンの予測値は

10のマイナス100乗グラムx40%と非常に優秀です。

 

 最後に乳酸菌+中国パセリ+フコイダン+波動転写水をすべて患者さんに持って頂き、

インテグリンの予測値をO-リングテストで調べます。

10のマイナス100乗グラムx30% まで下がることが示されています。

 

 この様にして初回に飲む量は、乳酸菌8錠、中国パセリ4錠、フコイダン8CC、波動転写水50CCとなりました。

これらを飲んで40分後にインテグリンの目標値である10のマイナス100乗グラムを下回りました。

そして50分後に予測値よりやや低い10のマイナス100乗グラムx20%までインテグリンは低下。

結局、初回の服用では約2時間に渡りインテグリンの目標値である10のマイナス100乗グラムを下回りました

 インテグリンの値が10のマイナス100乗グラムを上回った時点で、

乳酸菌、中国パセリ、フコイダンの最適量をO-リングテストで測定し直します。

結果、乳酸菌4錠、中国パセリ1錠、フコイダン2CCでした。

波動転写水の量は50CCで一定です。(ここが、波動と実際の物質との違いです)

 初日の最終はPM8。

乳酸菌、中国パセリ、フコイダンは飲むとかえってインテグリンが増加する予測のため中止

波動転写水のみとしました。

 

 9月28日、治療2日目です。

この日は、朝1番8:30より治療の開始です。

まず、インテグリンを測定します。

10のマイナス90乗グラムと10のマイナス100乗グラムをわずかに上回っています。

-リングテストで必要量を調べてみると、乳酸菌1錠、中国パセリ1錠、フコイダンは必要ないとの結果です。

これに波動転写水を50CC飲んで頂きました。

30分後のインテグリンは10のマイナス100乗グラムx20%と順調に下がっています。

インテグリンを随時O-リングテストで調べながら経過を追います。

PM2時にインテグリンの値が10のマイナス100乗グラムを上回ったので、O-リングテストで必要量を測定します。

乳酸菌1錠、中国パセリ1錠、そして今度はフコイダンは2CCとなりました。

飲んで頂く間隔は5時間でした。

次のタイミングはPM5:30と3時間半しか空いていません。

その時によって、多少の差がでてくるようです。飲む量はPM2時と同じです。

この調子だと最終はPM10時くらいでしょう。

今日の最終はPM10時に波動転写水50CCだけとしました。

 

 9月29日、治療3日目です。

朝一番のインテグリンは10のマイナス80乗グラムでした。

必要量をO-リングテストで調べてみると、乳酸菌1錠、中国パセリ1錠、フコイダン3CCとなっています。

この方の場合、フコイダンは2CCか3CCということになってきそうです。

今日は、Kさんがピラミッドに入りたいというので途中ピラミッドに入ったり

レイキをしながらバイオレゾナンスを行ったりしたために、インテグリンの上昇もゆっくりとなりました。

前日よりも1時間遅れのPM3時に第2回目のサプリメントの測定を行い飲んで頂きました。

 

 このようにして、毎日インテグリンの値をO-リングテストで測定しながら

乳酸菌、中国パセリ、フコイダンの量と回数を決めていきます

グラフを見ていただければ、サプリメントを飲み進むにつれて

インテグリンの最低値が次第に下がってきているのが分かります。

 Kさん、10月1日まで滞在し、

最終的に乳酸菌1錠、中国パセリ1錠、フコイダンは4CCということになりました。

 

 さて、Kさんが帰られた直後から波動転写水の改良に取り組みました。

 かねてからの問題は、波動転写水の波動の強さです。

 

最適な波動の強さはどこにあるのか?

-リングテストで波動の強さを調べると、適する波動の強さは繰り返し出現することが分かります。

要するに、波動の適した強さは1カ所にとどまらず、何カ所もあるということです。

これは、波動転写療法にとって思いもかけない展開です。

波動の強さは強ければ強いほどよいのでしょうか?

どこかに最適な強さがあるのでしょうか?

 

 だいたいの目安が必要です。

現在使っている波動の強さをレベル0.2としました。

患者さんのインテグリンの値の下がり具合を調べて、最適な波動の強さを導き出すことになりました。

波動の強さを少しずつ強くしていきながら、インテグリンを測定します。

レベル1→レベル2と次第に強めていき結局レベル5以上になると

インテグリンの値がかえって上がり始めることが判明しました。

そこで、とりあえずレベル4の強さで全ての波動を調整することにしました。

 

 その後のKさんのインテグリンのグラフの推移をご覧頂くと、

波動のレベルが上がるにつれてインテグリンの下がり具合も大きくなっていくのがお分かりいただけると思います。

 波動転写水の波動強度の調整でインテグリンは順調に下がるようになり、

健常人のレベル(グラフの下の赤線)にまで簡単に下がるようになったある日、

Kさんのテロメアを測定してみることにしました。

11月11日のことです。

410と治療開始と同じ値でした。

Kさん曰く、「テロメアは上がりにくいものなんですね」・・・・・

 

 この日からテロメアを上げる努力が始まりました。

テロメアは、細胞分裂の回数を規定するもので染色体の端にあります。

このテロメアは数値が高いほど良いとされており、

テロメアの値が550ng 以下の人はガンが強く疑われるのです。

 テロメアを上げるにはどうすればよいのでしょうか?

これまで波動の強さの調整を行ってきました。

次に考えられるのは波動の種類を増やすことです。

これまでは、ビタミンCやB17(レトリール)、緑豆などの

ガンに効くとされる物質を中心に波動が構成されていました。

ここで、バイオレゾナンスに組み込まれている様々な種類の波動で転写液を作り、

その効果予測をO-リングテストで行うという気の遠くなるような作業が始まったのです。

 

バイオレゾナンスでは、治療の基本として細胞の解毒細胞のエネルギー源であるATPの補給が行われます。

この他、体全体の活性化プログラム鍼灸の経絡のプログラムなども取り入れていったのです。

患者さんが持ってきてくれる各種のサプリメントで有効そうなものの波動の採取も平行して行いました。

 こうして短期集中治療が始まった時の波動転写水に使った波動は16種類でしたが、

どんどん増えて、最近では80種類を超えるようになりました。

 勿論、これらの波動が全て適しているわけではありません。

-リングテストをして適している種類を選び出すことが必要です。

Kさんの最も新しい波動転写水は32種類の波動を使って作成しています。

 波動転写水に使用する波動の種類が増えるに従って、テロメアも増加しているのがお分かりいただけるでしょう。

 12月始め、Kさんからうれしい知らせが・・・・なんと止まっていた生理が始まったとのこと。

大量の抗ガン剤を使用したため生理がなくなっていました。

病院の説明では2度と生理はこないだろうと言われていたそうです。

どうやら波動転写水の思いもかけない作用があったようです。

波動転写水が全身を調整したため生理が再開したようです。ほとんど奇跡的!!

 

 12月15日、久しぶりに顕微鏡の組織写真をO−リングテストで調べてみました。

というのも、O-リングテストを始めた頃は、とにかくO-リングテストで詳しく詳しく調べてい ましたので、

ガンの組織型までもチェックしていました。

最近は、既に組織検査が出ている場合にはO-リングテストでは検査していなかったのです。

Kさんの話では、リンパ腫の中のマントル細胞リンパ腫という組織検査の結果であったとのことでした。

手持ちの顕微鏡写真には2つのマントル細胞リンパ腫が載っており、そのうちの一つがO−リングテストで反応します。

現在は2+と強く閉じています。

経過を追う毎にこのマントル細胞リンパ腫の反応がなくなれば、その時点で完治

ということができるかもしれません???

現時点では、なんとも言えませんが・・・・。

 そして、この反応のあったマントル細胞リンパ腫の顕微鏡写真からも波動を採取して波動転写水に追加しました。

このようにして、少しずつ波動の種類も増えていきます。

(ここまでH23.12.16)