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花粉症

 

 花粉症を治療しての印象!!

今、花粉症の花盛り。街ゆく人も大きなマスクをしている方を多く見かける今日この頃。

花粉症は、別に命に関わるような病気じゃないので周りの人(花粉症でない人)からみると、

「なんだか大変そうですね」 と、言った軽い反応しかありません。

でも、花粉症のご本にはこの時期、とっても大変です。

いつも、ティッシュを横に置いての生活です。

ご本人も、命に関わる病気じゃないので、大変、大変と思う割には、案外治療を受けていない??

これまでは、減感作療法というのがあって、これが唯一根本的な治療法だと考えられてきました。

実は、Dr. Fujita の息子も高校生のある日、花粉症になってしまいました。

勿論やりました、減感作療法。

でも、これってとっても大変なんです。耳鼻科の先生方がなぜ積極的に薦めないのか

不思議に思っていましたが、自分でやってみて分かりました。

アレルギーの素を注射するわけですから、へたをするとアレルギー反応がでて大事です。

そこで、ものすごくうすくしたアレルゲン(アレルギーの素)を皮下に注射していきます。

これを、少しずつ濃くして注射していくのです。

何ヶ月もかかりますし、その間も鼻炎症状は簡単にはおさまってくれません。

結構最終段階で、注射をする間隔があいてしまい、予定通りの濃さで注射をしたところ

さあ大変、アレルギーがどっと出てしまいました。

あの時は、冷や汗ものでした。それ以来、患者さんには勧めないことにしました。

 

それから、月日が流れDr. Fujita は、自律神経免疫療法に出逢うのでした。

自律神経免疫療法と出会ったDr. Fujitaは、勿論、花粉症の患者さんにも自律神経免疫療法を

行ってみました。

2-3回の治療を受けただけで、ずいぶんと良くなっていきます。

本当に不思議です。西洋医学の慢性疾患に対する治療方針って、どこかピントがずれていませんか?