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高濃度炭酸泉療法

高濃度炭酸泉は、炭酸ガスが1000ppm以上(炭酸入浴剤を使用しても1錠で50100ppm程度です)と高濃度に含まれており、

「真珠の泡」と呼ばれる細かな泡がシュワーっと肌をつつみます。

ガンの患者さんにも大変有効です。

なぜならガン細胞は熱に弱く、免疫担当細胞であるリンパ球が熱に強く

更に温めることで副交感神経が優位となり、リンパ球数が増加するからです。

私たちの温熱療法は、この入浴効果を最大限に発揮してより治療に役立てようとするものです。

私たちの温熱療法は、炭酸泉を使っています。

 

炭酸泉とは、CO2つまり二酸化炭素ガス=炭酸ガスがとけ込んだ水です。

pHは肌に優しい4.55の弱酸性ですので、炭酸泉は体の外からリラックスをもたらします。

 

高濃度の炭酸泉に入浴すると、水に溶け込んだ高濃度の炭酸ガスの一部が皮膚から吸収され、

最終的には呼気から排出されます。

皮膚の血流量が劇的に増えることから始まって、

酸素と二酸化炭素の交換、栄養素と乳酸などの老廃物の運搬、免疫細胞の遊走が効果的かつ全身に波及します。

高濃度の炭酸ガスを含んだ炭酸泉では3840℃のぬるめの温度域で炭酸ガスを含まない場合に比べて数倍にも達します。

適切な温度の3840℃での炭酸泉温浴は、疲労回復、筋肉痛、関節痛、腰痛などの疼痛緩和、

高血圧、動脈硬化、リウマチに有効とされています。

これに加え、リラックスをもたらす副交感神経優位の体調に導き入れることで、

リンパ球の数・割合および活性が増します。

その結果、自然治癒力を引き出します。

こうした炭酸泉の効果から、特にガンの治療にはとても有力な方法になると考えられています。

 

高濃度炭酸泉療法の詳細は、こちらへ