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「非特異的抗原による抗体置換法」による

アレルギー性鼻炎の治療経過

 

 「非特異的抗原による抗体置換法」は、京都の岡崎先生にご指導いただき導入して、早くも3か月が経ちました。

 現在、この治療法を行っているのは関節リウマチ、喘息、大動脈炎症候群、アレルギー性鼻炎の患者さんたちです。

 この「非特異的抗原による抗体置換法」は、治療の頻度が高い(1週間に3回の来院が必要です)ので、

私たち若葉クリニックに近い方でないと治療を続けることが難しいことが問題です。

しかし、治療法がシンプルなため将来的には広く普及するようになると思われます。

 

 今回はアレルギー性鼻炎についてお話しします。

アレルギー性鼻炎は、花粉症の仲間ですが実際に治療してみると少し様子が違うことが分かります。

 典型的な花粉症は、鼻と目の両方に症状が出ます。そして、季節的に症状が現れるのが特徴です。

このような花粉症の場合には、治療は極めて簡単です。

ほとんどの患者さんは、バイオレゾナンスを週に2回、2週間ほど受けていただくと良くなります。

バイオレゾナンスで治療した最初の患者さんは丸2年間、花粉症の症状は消えています。

これは完治した??といえるのかもしれませんね。

世の中には花粉症で悩んでおられる患者さんが沢山いて、毎年増加の一途をたどっています。

そんな花粉症がバイオレゾナンスで一発で良くなってしまうのですから驚きです。

皆さん、信じられないでしょう?

そんな良い方法があるなら、他の先生方が採用しないはずがない・・・・・と。

理論的には確かにそうなのですが、現実はもっと違う力が働いているために、

すべてが患者さんのためだけに治療が進んでいる訳ではないということも知っておいて欲しいと思います。

世の中、真理・真実が必ずしも広く知れ渡っているわけではないことに気づく時期にきています。

 

 さて、そのような患者さんに混じってバイオレゾナンスでの数回の治療では良くならない方がおいでます。

このような場合には、本格的なバイオレゾナンスの治療が必要となってきます。

このタイプがアレルギー性鼻炎の患者さんです。

 

 アレルギー性鼻炎は、年間を通して症状が持続しており、くしゃみ、鼻水、鼻のかゆみなどが主な症状です。

目の症状はありません。

 若葉クリニックでこのアレルギー性鼻炎を治療する場合、考えられる治療法はいくつかあります。

まず先程でましたバイオレゾナンス、次は色彩療法、そして自律神経免疫療法、さらにはガン治療に開発が進む波動転写療法などです。

 

 今回はアレルギー性鼻炎の患者さんの「非特異的抗原による抗体置換法」での治療経過をお話ししましょう。

 アレルギー性鼻炎は、耳鼻科で治療を受けます。

この際、アレルギー性鼻炎という病気は治療は必要だが治らないと断言されます。

つまり、このアレルギー性鼻炎でも現在の西洋医学的な治療法の限界が明らかになります。

症状は抑えることはできますが、病気そのものはいつまでも治らないというわけです。

患者さんはいつまでも治療を受け続け、症状を抑え続ける必要があるというのです。

このことは、アレルギー性鼻炎に限ったことではありません。

他のほとんどすべての病気についてもいえることです。

高血圧や糖尿病から始まり内科的な病気は全部といっても過言ではありません。

皆さんは、薬という簡単な方法で様々な症状をコントロールできるので、病気が治っていると勘違いするのです。

薬が余りに簡単に手にはいるために、本当の病気に対する治療を放棄しているのが現状です。

貴方の病気は治ってなんかいないのです!!

 

 いよいよ治療の開始です。

治療といっても、いたって簡単、注射を1本うつだけだけです。所要時間わずか1分弱。

これを2日に1回、週に3回行えばすべてが解決するのです。

 今回の患者さんは、過去に1週間くらいお薬を飲まなくても良いことが1度だけあったということですが、

その時以外は1日2回の薬を1日1回だけにしてずっと飲み続けているとのことです。

 「非特異的抗原による抗体置換法」の治療期間は、病気の期間が長いほど長く必要で、

およそ病気の期間の20分の1が必要な治療期間とされています。

例えば20年間病気だとしたら治療には1年間必要だということです。

それでも、1年間で完治しますのでそれ以降は治療の必要がなくなることを思えば短い?ものです。

 今回の患者さんは、発症は10年近く前ということですので6か月くらい治療が必要かもしれません・・・・

ただ、病気がアレルギー性鼻炎ということで喘息やリウマチほど重症な病気ではないので、

治療期間はもっと短くてすむのではないかとも思われます。

 

 とりあえず、第一目標は過去に薬の要らなかった期間の1週間をクリアすることとしました。

 治療開始5日目(2回注射終了しています)より、調子が良さそうなので早くも飲み薬を中止してみることにしました。

治療は1週間に3回のペースで続行しています。このまま、飲み薬を飲まずにいけるのでしょうか?

 

 ちなみに、今日は治療開始7日目(3回注射終了し今日4回目の注射です)です。

飲み薬は中止のまま3日が過ぎています。

ひょっとするとひょっとするかも?