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プラセンタ療法

若葉クリニックでは、自律神経免疫療法の他に、プラセンタ療法も行っています。

この療法では、単に美容整形で行われるようなプラセンタ注射ではなく、様々な病気を治療するためにプラセンタを用います。

 

 

プラセンタとは?

  胎盤(プラセンタ)は、赤ちゃん(胎児)を母体内で育てる臓器で、主に胎盤とへその緒(臍帯)から成ります。

ご存知の通り、この胎盤(プラセンタ)が、赤ちゃんを約10ヶ月間に、1個の胚細胞をおよそ60兆個まで増殖させていくと同時に、

各臓器や器官を作り上げていきます。

プラセンタはそのために様々な生理活性物質を合成し、妊娠期間中継続して胎児に与え続けます。

そして、強力なガン化抑制作用があることも知られています。

プラセンタは、他の組織や臓器が含んでいない様々な活性物質を総合的に含んでいるのです。

 プラセンタ療法に使用する注射剤には、

正常な新生細胞を合成する成長因子(GF)、リンパ球を増やすサイトカインと呼ばれる物質などが含まれています。

※ホルモン成分は一切含まれていません。

   成長因子は3才までは活発に体内で作られますが、18才ころまで次第に減少し、

それ以降は急速に低下し、それと同時に老化が始まります。


 成長因子を体内に補給することで、体のいろいろな細胞が新たに作られていき、様々な治療効果が現れてきます。
 

プラセンタ療法はヨーロッパでは広く知られた療法で、アンチ・エイジング(抗老化、若返り)として使われています。

日本では、アンチ・エイジングは保険適用外のため医薬品としてはほとんど知られていませんが、

プラセンタ抽出物質は化粧品などにも使われています。

 

                                   
 

                          治療法は?

    アンチ・エイジングの場合には週に1回、プラセンタ製剤を1本もしくは2本注射するだけの簡単な方法です。                  

  週に1本注射しますと、年齢にもよりますが、大体3ヶ月に入った頃より効果が自覚できます。

  特に疲れたときなどはカンフル剤的に2本ほど注射するなども有効です。

  ※一度に使用する注射剤の量は5本までです。

    それ以上でも問題ありませんが、細胞の受容体(細胞増殖因子を受け取るところ)が満席となり薬が無駄になります。


使用する注射製剤
  ・ヒト・プラセンタ抽出物100%の注射剤
  ・ホルモン成分は含まれていません
  ・ウィルス対策も万全です
  ・日本では肝疾患の治療薬として使用されており、欧米では抗老化の目的でも広く使用されています

飲み薬もあります
  ・1日3〜6カプセル服用します
  ・プラセンタ抽出物100%の飲み薬です
  ・100カプセル入り ¥15,750-


効果の認められている症状

@免疫疾患・アレルギー性疾患
    膠原病・リウマチ・気管支喘息・化学物質/食品過敏症・蕁麻疹・自己免疫性疾患

A肝疾患

B婦人科系疾患(週に1回の治療になります)
    更年期障害・プレ更年期症候群・生理不順・生理痛
    (※女性ホルモンは含まれていませんので、子宮内膜症・子宮筋腫・子宮癌・乳癌の既往歴があるかたでもお使いいただけます)

C整形外科系疾患(週に1回の治療になります・主にトリガー注射となります)
    肩こり・腰痛・変形性膝関節症・五十肩・椎間板ヘルニア・腰椎分離症

Dその他の症状
    疲れ、不眠、冷え性、しもやけ、自律神経失調症、脳卒中後の神経麻痺、胃十二指腸潰瘍など

E美容目的(週に1回の治療になります)
    美肌・肌のくすみ・たるみ・小じわの解消・きめを整える・肌密度低下の防止及び改善・肌の張りや弾力の維持

Fアンチ・エイジング(抗老化)、若返り(週に1回の治療になります)
    高齢者の体力維持や精力回復、細胞レベルでの若返り


料金表

初診料 ¥5,250
治療費 ・1アンプル ¥2,100(通常は、2アンプルを週に一回)

・ツボへのトリガー注射 ¥3,150(1アンプル)

 


Q & A(よくある質問とその回答をまとめました。)

                         

 Q1: プラセンタって何?      

 

 

A1

赤ちゃん(胎児)を母体内で育てる臓器で、主に胎盤とへその緒(臍帯)から成ります。

 

 Q2: なぜプラセンタが良いの? A2

 上記にも書いたように、プラセンタは、他の組織や臓器が含んでいない様々な活性物質を総合的に含んでいるのです。

そのため、新しく細胞が生まれ変わるのを助け、そのスピードを速めます。
                             (普通、年齢とともにそのスピードは遅くなります。)

 

 Q3: どんなときに、

どの程度注射すればいいの?

A3

 ・一般的に病気を治療する場合は、最初の2週間はできるだけ毎日、つめて注射することをお勧めします。

 その後は効果を維持する目的で、週に1〜3回程度にします。

 病状により、一人一人に最適な投与量や投与回数が異なってきますので、ご相談下さい。


 ・特に病気でない方で、美容や疲労回復、若返り等の目的で注射をお受けになる方は、

 週に1度程度で良いと思います。

 また、特に疲れたときや、肌のくすみや化粧ののりが気になったりしたときは、

 カンフル剤的に注射してもらうと良いでしょう。

 

 Q4: 多量に注射しても大丈夫? A4

 有効成分のほとんどは、細胞の表面にある受容体と呼ばれる鍵穴にはまり込むことによって、

 細胞に取り込まれて効果を現します。

 受容体(受け皿)にまだ空きのある場合は、有効成分としてどんどん取り込みますが、

 受容体が全て埋まってしまうと有効成分はもう受容体と結合することができませんので、

 それ以上取り込まれなくなります。取り込まれずに余った有効成分は、主にアミノ酸に分解されて、

 栄養成分として吸収されたり排泄されたりします。

 大量に注射しても、受容体がいっぱいになるまでしか有効成分は細胞内に取り込まれず、

 余った成分は分解されてしまいますので、大量に注射しても問題ありませんが、

 無駄になってしまいますので、もったいないかと思われます。

 

 Q5: 注射する量と

    効果は比例する?

A5

  一般的に、5アンプル位までは注射する量と効果は比例するようです。

 それ以上は受容体との関係で、あまり比例関係にはないようです。

 

   

 

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更新日時 : 2005/12/08 16:04:51 +0900.