ヘバーデン結節

 手指の第1関節(DIP関節)が痛む病気です。

よく指が痛いのリウマチではないかと思われて診察に来られる患者さんが多いのですが、これは関節炎ですがリウマチとは違います。

ところがリウマチではないのですが、有効な治療法はありません。消炎鎮痛剤を飲んだり塗ったりするのですが、あまりぱっとしません。

そうこうしているうちに指の第1関節が変形し始めます。結局は変形が進んでしまうと指の痛みはなくなります。

 

 私どものクリニックではよくあるパターンですが、職員の一人が右第5指の第1関節がとても痛くて包丁が握れないのですがと訴えていました。

ヘバーデン結節だから、これといった方法はないよとは言ったものの、痛みはとてもひどいようです。なんとかしてほしいと・・・・

この時点では、エネルギーシールの開発が始まったばかりで効果の確認も出来ていませんでしたが、できたばかりの痛みのエネルギーシールを

指に直接貼ってみました。勿論、貼る位置はO-リングテストで確認しました。

 

幸運にも、痛みは次第になくなりエネルギーシールを貼らなくても良くなってのです。

 

しばらくたって(2ヶ月くらい?)今度は右の第4指に同じような痛みが出現し、また包丁が持てないというこになりました。

今度は、即、エネルギーシールを貼って良くなっています。

 

このようにエネルギーシールを貼れば、関節の炎症もとれますので最終的な関節の変形も避けれるのではないでしょうか。

早く治療を開始すれば、案外簡単に治るという見本のようなヘバーデン結節でした。

*治療を希望される患者さんへ:一度は来院していただかなければなりませんが、後はお渡しするエネルギーシールをご自分で貼っていただければOKです。