負荷と治療効果・真の値

 

  治療効果の判定は重要です。

しかし、O-リングテストやレヨテストでの検査にとって治療法が改良されてその治療効果が大きくなってくると厄介なことになります。

  それは、治療効果が大きくなればなるほど@のようにたった1回の治療でテロメアの最大値1240に到達するようになるからです。

しかし、実際には1回の治療では真の値はほとんど改善していません。

  測定した値=真の値 + 治療効果となります。

ここで考えられることは治療効果をキャンセルすることです。

治療効果をキャンセルするようなマイナスの負荷を次第に大きくすると@→A→B→Cというように最大値1240に到達するまでの時間が長くなります。

そして現時点(H28.12.20現在)での最大負荷をかけると限りなく真実に近い値(黒印・真実の値とは断言できませんが・・・)のような推移をたどります。

  最終的に必要なものは真の値です。

しかし、治療手段の優劣を決めるためには変化が少なすぎて真の値は不向きです。

そこで例えばCの負荷のようにある程度1240に達するまでに時間がかかると、治療手段の優劣を決めるには適しています。

例えば10回の治療で1240に達するものよりそれより少ない回数で1240に達する治療手段の方が優れていると判断できます。

また、経過の途中でも値の変化が大きいものの方が優れていると判断できます。

  私どもの治療経過を見ていただくと分かりますが、以前は短期間で1240に到達していたものが次第に日数がかかるようになっています。

これは、治療法は進歩しているのですが(短期間で良くなる)、使うマイナスの負荷もまた大きくなっているためです。