治療効果の判定法

 

 波動転写療法は、普通の薬やサプリメントと異なり効いている時間が長いためO-リングテストによる効果判定は難しくなります。

つまり、波動転写水の影響でテロメアの値がガンの状態よりも良い値を示すのです。

本当ならテロメアの値が400ngであるはずのところが、700ngとなったりするのです。

 

テロメアはこれまで何度か説明したように、波動転写療法開始前には非常に良く患者さんの状態を示してくれます。

テロメアの値が550ng以下ですと、ガンの可能性が非常に高くなります。

 私たちの若葉クリニックへお越しになるガン患者さんの場合、

既に西洋医学的な治療を断念されたような方はテロメアの値は200から300ng位です。

 

 このように治療開始前にはガンの進行状態がテロメアを測定すれば手に取るように分かります。

 さて、ここからが問題です。

治療を開始するとテロメアの値は増加していきます。

特に短期集中治療で細かくテロメアの値を測定していくと、波動転写水+サプリメントを飲むと次第にテロメアの値は上昇し、

その後次第に低下するということを繰り返していきます。

翌朝の治療開始前のテロメアの値も、治療開始前に比べると明らかに増加しています。

 

 しかしこの時点ではテロメアの値が550ng以上に上がっているからといって、即、ガンが治ったというわけにはいきません。

治療の影響で見かけ上、テロメアの値が上がっているのです。

 

 このテロメアの値の上昇をどのように評価すればよいのでしょうか?

 ガンが無くなったわけでもないのに、テロメアの値はガンの判定基準の550ngを超えて増加しているのです。

 勿論、治療を行ってもテロメアの値が550ngを超えない患者さんもいます。

この事は、治療中であってもテロメアの値そのものはある程度、ガンの治療の状態を示していると思われます。

 治療効果が期待できる患者さんでは、当然テロメアの値が上がっています。

反対に、治療中にテロメアの上昇が少ない場合には、治療効果もあまり期待できないということになります。

 

 これまでの経験をまとめてみると、ガンが良くなっている方はテロメアの値が少しずつ増えています。

多少の増減はありますが、少しずつ増加の傾向を示すのです。

 

 つまり治療が有効か否かを判定する治療中の判断基準としてテロメアの値が550ngを超えていること、

そしてこのテロメアの値が少しずつ増加していくことです。

最終的には治療中にテロメアの値が1000ngを超えれば、安心できるレベルまで達したと判断できるでしょう。

悪性リンパ腫の寛解期のKさんのテロメアの推移です。当初9月27日には410だったテロメアは、11月10日以降の転写液の

改良と共に増加しているのが分かります。最近では900を超えてきていますので、治療終了も間近でしょう。

実線は、患者さんから直接測定した値、点線は遠隔での測定値となっています。

両者は、ほとんど差がないのが分かります。

 

乳ガンのTさんのテロメアの推移です。Tさんは、手術は受けていません。Tさんは遠方のため、直接テロメアの測定が

できないため、遠隔測定法のみとなっています。Tさんも転写液の改良と共にテロメアは上昇し、最近では900を

超えるようになってきています。