戻る
 

認知症とカラーセラピー

 以前は痴呆症と呼ばれていた「認知症」、体は元気なのに記憶の障害が起こり日常生活に支障をきたすようになります。

 「認知症」に有効とされる薬も、果たして効いているのかいないのか??といったレベルでしかありません。

 今、若葉クリニックで「認知症」に対して最も期待しているのがカラーセラピーです。

カラーセラピーは、名の通り色の付いた布を貼ることで様々な病気の治療を行おうとするものです。

 痛みに対しても非常に有効で、膝、腰、肩こり、頭痛などカラーを貼れば瞬時に痛みがなくなります。

 このカラーセラピー「認知症」の他、「パーキンソン氏病」などの体の動きの障害にも非常に有効です。

 今回はそんな「認知症」の患者さんのカラーセラピーでの成果をお話ししましょう。

 患者さんは、82才、お体はとても健康で、今でも車に乗って通院されています。

 1年ほど前から「認知症」が進行し始め、新しい記憶が徐々に失われるようになりました。

最近の出来事ほど、覚えていないのです。「認知症」の典型的なパターンです。

ご自分でも、「認知症」が進行しているのが分かるようで、なにかよい治療法はないかとよく相談を受けていました。

薬もありますが、目立った効果は期待できませんというのがいつもの返事でした。

病状は次第に悪化し、「認知症」がもとでお仕事からも身を引かれました。

 

 そんな中、若葉クリニックで開始したカラーセラピーのことを説明しました。

とにかく、なんでも可能性のあるものを試してみましょうということで、治療が始まったのです。

 治療の開始に当たり、現在の状態を評価しておかなければなりません。

HDS-R という、「認知症」のレベルを判定する検査を行いました。

結果は15点。30点満点で20点以下は「認知症」が疑われます。

検査の中身を検討すると、計算などの数字に関する項目はとても優秀でした。

一方、今日の日付は日にちも曜日も間違っています

更に、5つの品物を見せて覚えてもらい、品物を隠して5つの品物を思い出してもらう項目も思い出すことができませんでした。

 脳に水銀も貯まっています。40mg とかなり高値でした。

 最近注目している周波数91Hzととっても高い値でした。

 さて、いよいよカラーセラピーの開始です。

まず、体全体の調整を始めます。手や足にカラーを貼っていきます。最後に頭にカラーを貼って終了です。

 カラーセラピーは、何十種類ものカラーの中から患者さんに合ったカラー
一つずつO-リングテストで選ぶために、相当な時間が必要です。

通常、1時間はかかるのです。

 こうして、第1回目のカラーセラピーが終了しました。

 脳の水銀を除去するため干渉器もつけてもらうことにしました。

 翌日、新たな問題が発生しました。頭に貼ってあるカラーが1枚とれてなくなっているではありませんか。

とりあえず、このまま様子を見ることにして1週間がたちました。

 2度目のカラーセラピーです。

頭のカラーは全てとれていました。

再び、カラーを選び(前回とは適したカラーが異なっています)、貼っていきました。

今回は、前回の反省もあり、貼った場所とカラーの種類を記録しましたので、
翌日からは剥がれたカラーを即、貼りなおしての毎日が続きました。

 そして、3度目のカラーセラピー終了後、もう一度HDS-Rを行いました。

結果、なんと26点となりました。スタッフ一同、「えっ!」と言う感じでした。

今日の日付は、月こそ間違っていましたが、2007年?月15日、水曜日と正確に答えてくれました。

さらに、5品目を思い出す検査もパーフェクト!!

これには、感激。たった2週間の間にこれほどの変化がみられるとは、カラーセラピーを行った Dr. Fujita もびっくり。

2週間がたったこの日の水銀は30mg、周波数も40Hz と大幅に改善してきています。

 当初、患者さんには1ヶ月くらいたてば徐々に成果が現れると思いますと説明してあったのです。

それが、なんとたった2週間でこの結果です。

 さらに、このレポート、公開の承諾を頂くために患者さんにお渡ししました。

翌日、返事を聞いたところレポートのことをよく覚えていて、OKを頂きました。

短期の記憶が十分保時されていることがよく分かります。

 予想をはるかに超える結果に「痴呆症」に対しても、未来が明るくなってきたではありませんか!!

 

まとめ:

     正常値       81    815
    HDS-R      30点     15     26
    水銀        0mg     40mg     30mg
    周波数      7〜8 Hz     91Hz     40Hz