レイキ始まる

戻る

レイキとの出逢い

目に見えないもの----「レイキ・ヒーリング」

 誰でもが、目で見て見えるものは信じやすく、目に見えないものはどうしても信じにくいものです。
科学が発達した現代では、直接目に見えないものでも、その存在を疑わなくなってきているものもあります。
なんらかの機械を使って、目に見えるようにできるものは信じられます。

 

 しかし、その一方で科学的に証明できないものは、一切信じようとしないのも現実です。
科学的に証明できないということは、それ自体が存在しないということだと考えてしまうのです。
どうして、現代の科学では証明できないだけだとは考えられないのでしょうか?
特に、精神面での働きに対してこの傾向が強いように感じられます。

 

 私が今、非常に興味を持って取り組んでいる「レイキ・ヒーリング」もまた、目に見えないものの代表みたいなものです。

 「手あて」と言う言葉があります。昔から使われている言葉で、患者さんの悪いところにじっと手をあてて治療することをいいます。
これは、実際にそのようにして---「手あて」---病気を治すことができた人がいたということだと信じていました。

 ずっと心に引っかかっていた「手あて」と言う言葉。そしてやっとめぐりあえた「レイキ・ヒーリング」こそ「手あて」に違いない、そう直感しました。
そして、私の手から流れ出る「レイキ」が次第に大きくなっていくのを感じながら、どうすれば患者さんに分かってもらえるのか、という大きな問題が残されていました。

 「レイキ」の存在を信じてくれること、そして「レイキ・ヒーリング」を受けることに同意してくれることが必要でした。
幸運が再び舞い降りたのです--きっと、神は存在する----自律神経免疫療法を受けていたある女性が、久しぶりに来院されたのです。
彼女は病気をかかえて悩んでおり、「レイキ・ヒーリング」にはぴったりだと感じました。
彼女に「レイキ・ヒーリング」について説明し、快諾を得られたので自律神経免疫療法の後、「レイキ・ヒーリング」を受けてもらうことになったのです。

 この時の「レイキ・ヒーリング」の作用は劇的でした。私は彼女の病気をあらかじめ知らされていたので、2度同じ所に「レイキ・ヒーリング」を行いました。すると「レイキ・ヒーリング」が終わって彼女は、「Dr. の手が置かれた時に2度ともまるで生理痛のような感じがした、そして今も痛みがある」と話したのです。
明らかに好転反応でした。

 「レイキ・ヒーリング」の際に好転反応が引き起こされることはよく知られていますが、好転反応をその場で経験できたことは私の「レイキ」への信頼を絶対的なものにしました。
同時に、神はこの「レイキ・ヒーリング」と共にあるのだということを確信した瞬間でもありました。

 後で冷静になって振り返ると、自律神経免疫療法が「レイキ・ヒーリング」を行うのに必要な状態、受け手が「レイキ」を受け取れる状態になるのを手助けしている可能性があることに思い当たりました。
自律神経免疫療法は、副交感神経を刺激して全身をリラックスさせる方向に瞬間的に移動させることが最大の作用です。
全身のリラックス状態を作り出す自律神経免疫療法がこの「レイキ・ヒーリング」にとって強力な助っ人になるのではと大きな期待を寄せています。自律神経免疫療法と「レイキ・ヒーリング」の出会い、これもまた神のお導きなのでしょう。

 

 そして好転反応を経験したほんの数日後、本格的な「レイキ・ヒーリング」を開始することになろうとは、この時、夢にも思っていませんでした。