ガンに対する短期集中治療の実際

 

 実はこの短期集中治療は少し前よりO-リングテスト協会のほうで開始され、かなりの実績を上げている方法です。

中には最初の1週間で腫瘍マーカーも目に見えて下がってくる方もいるとの話でした。

この話を9月のO-リングテストセミナーで知り、9月の末より私どもの若葉クリニックでも開始いたしました。

 

 この治療に通常使用するのはフコイダン、中国パセリ、乳酸菌の3つのサプリメントです。

私どもはこれまで波動転写水を使って治療を行っていましたので、

この3つのサプリメントに波動転写水も追加して短期集中治療を行うことにしました。

 

 9月27日から治療を開始した患者さんは、悪性リンパ腫で現在は抗ガン剤で小康状態を保たれていますが、

再発は避けられず、再発すると抗ガン剤も効かないといわれている方です。

(現時点では、PETを含め西洋医学的な検査では異常ありませんが、

-リングテストで調べると頚部、脇の下、鼠径部、脾臓などで異常が見つかります)

 

 短期集中治療自体はO-リングテストができれば比較的容易に行えます。

つまりO-リングテストで必要なサプリメントと波動転写水の種類と量をインテグリンという指標を調べながら決めていくのです。

 インテグリンは、ガンの患者さんで高い値を示します。

-リングテストで調べると300ng(10のマイナス9乗グラムの単位)以上あることが知られています。

 治療によりインテグリンの値が10のマイナス100乗グラム(グラフの中央の赤いライン)より以下に保てば

ガンが良くなっていくとされています。

 

 いよいよ9月27日に治療を開始。(図1)

サプリメント+波動転写水を飲んで頂くとインテグリンが急速に下がってきます。

約30分ほどで最も値は低くなりその後、次第に増加してきます。

時間の経過と共にインテグリンが増加し、10のマイナス100乗グラムのラインを超えた時点で、

再びサプリメントの最適量を決めて飲んで頂きます。

波動転写水は50CCと一定です。

すると、再びインテグリンは減少します。この様にインテグリンは服用後時間と共に減少→増加を繰り返すのです。

 3種類のサプリメントの量は乳酸菌が8錠→4錠→1錠となり、中国パセリは4錠→1錠となっています。

フコイダンは3CC→2CCとなり最終は4CCとなっています。

 

 赤で示した折れ線は、O-リングテストでインテグリンがどこまで下がるかの効果を予測したものです。

(O-リングテストを使えば、様々なサプリメントや薬がどの程度効くかを前もって予測することができます。)

 さて治療開始後、日数が経つにつれて効果予測値も、実際に測定したインテグリンの値も次第に下がってくるのが分かります。

更に、飲むタイミングも最初は3時間だったものが5〜6時間と長くなってきています。

結局、9月27日から10月1日まで入院されていました。

 

 10月6日からのグラフは退院されて1週間に1度のペースで来院されている時点での経過です。(図2)

 退院されてすぐに、波動転写水の改良が始まり(波動の強さを強化しました)

10月6日からは新しいレベル1の波動転写水に変更しました。

 この時のレベル1の波動転写水のインテグリンの効果予測値は2ランク更に下がることになっています。

 

翌週の10月14日に来院された時点ではインテグリンの値は前回までよりも下がっているのが分かります。

それだけ改良型の波動転写水が有効に働いているということです。

 

10月14日は、朝8時に飲んで頂きましたが、午後4時になってもインテグリンの値が10のマイナス100乗グラムを

下回った状態でしたので服用は2時間後としました。

このレベル1の波動転写水を使用すると飲む間隔が10時間くらいになることが分かります。

次第に、インテグリンの値が下がると共に飲む間隔が伸びてきています。

 

 10月21日の来院時には波動転写水は更にレベル4にまで波動強化してありました。

この間に、健常人(当院のスタッフ)のインテグリンの値をO-リングテストで調べてみました(グラフの下の赤いライン)。

そして、波動転写水の波動を今回調べた健常人のインテグリンの値にまで下がるように強化したのがレベル4の波動転写水です。

・・・おそらくこのレベルがベスト???

 この日は、朝6時に飲んで頂き、午後5時にやっとインテグリンの値が10のマイナス100乗グラムを超えましたので

(効果は11時間持続していることになります)、

レベル4の波動転写水の効果予測を調べて(レベル1に比べて更に3段階下がっています)飲んで頂いた後、

自律神経免疫療法を行った直後にインテグリンの値を測定しました。

予測値を更に下回っています。

この結果を受けて、これまで1日3回飲んで頂いていたのを1日2回、12時間毎に飲んで頂くことにしました。

 

 さて、同じ10月21日にもう一人患者さんが見えました。

この患者さんは、見えないものが見える方から、体に異常がある(頚のあたり)と言われて心配になり

10月12日にO-リングテストを受けにこられた方です。

確かに、頚部、脇の下、足の付け根、脾臓にO-リングテストで異常が認められます。

この方のテロメアは610と微妙な値でした(テロメアは550以下だとガンの疑いが濃厚となり、

500以下だとかなり進行した状態です。ちなみに初めの患者さんのテロメアは410でした)。

おそらく悪性リンパ腫の極初期にあると判断されました。

・・・たまたま、悪性リンパ腫の進行した患者さんと極初期の患者さんが同時期に来られたということになりました。

 

 このまま病気が出てくるのを待つのも問題があります。

(現時点で西洋医学的な検査を受けても異常なしと診断されます)

そこで、この方にも体に全く負担がかからない短期集中治療を受けて頂くことになりました。

 

 この方はちょうど波動転写水のレベル4が完成していましたので、

最初からレベル4の波動転写水と3種類のサプリメントを使用することになりました。

 

 このレベル4の波動転写水を使用した場合のインテグリンの予想値は健常者のレベル以下となっています。

 初回はフコイダン5CC、中国パセリ5錠、乳酸菌7錠、レベル4波動転写水50CCを飲んで頂きました。

グラフのように約1時間後にインテグリンは最も低い値を示し、(図3)

飲んで7時間後にインテグリンの値は10のマイナス100乗グラムを上回りました。

この時点で最適量をO-リングテストで測定します。

フコイダン5CC、中国パセリ2錠、乳酸菌4錠、レベル4波動転写水50CCが最適量で、

インテグリンの予想値は初回とほとんど同じでした。

服用後30分でインテグリンの予想値近くまで下がっています。

 

 2日目は飲む間隔が更に広がりましたので、1日2回飲むこととしました。

 この方の場合、服用間隔が次第に伸びて治療開始5日目で16時間となっており、

次回検査日には1日1回だけ飲めば良くなっているのではと思っています。

 

 インテグリンを指標とする短期集中治療を行うと、次のようなことが分かります。

・フコイダン、中国パセリ、乳酸菌の3種類のサプリメントは治療と共に必要量が急速に減少します。

特に中国パセリ、乳酸菌は、最終的には1回1錠ずつとなるようです。

・服用回数は、初めは1日3回ですがそのうち1日2回となります。治療が進めば1日1回だけ飲めばよくなるかもしれませんね。

・レベル4の波動転写水を使うと、インテグリンは健常者レベルまで下がります。

 今回報告した患者さんたちは、腫瘍マーカーなどの異常がないため西洋医学的には病状の改善が確認できないのが残念ですが、

いずれは数値でもはっきりと判定できる患者さんも現れることでしょう。

 


図1


図2


図3