陶板浴+α 腎不全に挑む

 

陶板浴+α の優秀性が示された今、一体どの様な病気に有効なのかを調べて見る必要があります。

今回はこのまま行けば、透析が必要になるかも?と言われている腎不全の患者さんに

果たして陶板浴+αが有効か否かを確認してみることにしました。

腎臓の周波数は109Hzと前回の甲状腺機能亢進症(100Hz)よりも高値を示します。

腎不全の患者さんに対しては、従来の西洋医学的なアプローチではほとんど何もする事がないと言うのが実情です。

食事療法(蛋白質(1日25g〜70g・・・通常の健康な方は80g位の摂取量です)と塩分(1日7g以下)の制限+カロリーの確保

・・・・蛋白質の制限とカロリーの確保はなかなか両立させることが難しい!)と補助的な薬物療法が主となります。

最後の手段は透析か腎移植かとなります。

透析開始の目安は血清クレアチニン値が8mg/dl以上、または血清尿素窒素値が100mg/dl以上です。

患者さんのクレアチニン値1.43は、尿素窒素値は37.7と、第1期(腎機能が70〜50%に低下)に相当します。(9/15)

まずは、これ以上進行しないことを目標に治療を開始しました。

ガンでも同様ですが、最初の目標は現状維持、これ以上悪くなるのを防ぐです。

まず始めに漢方薬で効果の出そうなものをO-リングテストを使って調べて見ます。

防已黄耆湯1gと木防已湯0.75gを使えば109Hzある腎臓の周波数が102Hzまで下がることが示されました。

漢方薬の組み合わせを見るにも周波数は極めて有用です。

ついで陶板浴+αを10分間、体感して頂きました。109Hz→106Hzまで下がっています。

ひょっとしたら有効かも??と期待できそうな結果です。

今回の陶板浴+αは、実用的なところで週に3回(月・水・金)、とりあえず10分間の体感で開始することにしました。

体感時間は状況を見ながら30分まで延長を予定しています。

更に塩分は「さとうの塩」を使って頂くことにしました。この塩、とても気に入っています!!

塩分の制限1日7g以下など、ゲルソン食の体験者であるDr.Fujitaにとっては何でもない数値です。

かの有名なゲルソン食なら、腎不全の患者食としては完璧!!なのですが、そこまで要求する訳にもいかず

まず塩分だけでも良質の塩分を摂って頂くことにしました。これも大きな力になってくれるでしょう。

10/26 2回目の陶板浴+αです。

周波数は106Hzと前回のデータを維持しています。陶板浴+αを10分間、体感後の周波数は103Hzと下がっています。

今日は血液検査も行いました。クレアチニン1.98(CRE)、尿素窒素45.8(BUN)とほとんど第2期の状態で、9/15よりも悪化しています。

10/28  3回目の陶板浴+αです。

興味深いことに体感前の周波数が前回終了時の終了時よりも下がっています。今日の終了時の周波数が97Hzでしたから

前回終了時から6Hz下がったことになります。体感時間は依然10分のままです。

10/30 4回目です。次第に下がり幅が大きくなってきているのはDr.Fujitaの気のせいでしょうか?

最終データは92Hzでした。

11/2  周波数は順調に下がっています。今日は血液検査を行いました。CRE1.51、BUN38.5と

前回よりも随分下がっています。来週の血液検査が楽しみですね。

11/4 周波数は82Hzまで下がりました。11/2の最終データが87Hz、11/4の開始データが85Hzと

下がっています。この患者さんの場合、漢方薬も併用していますのでその効果も出ているのかも?

11/6 周波数 74Hz

11/10 周波数 68Hz。CRE1.49、BUN40.1と先週とほぼ同じです。血液データが改善してくるには

もう少し時間がかかりそうです。

11/18 周波数は負荷なしで49Hzとなっています。採血データは変わりなし。

この時点で、マイナスの負荷を持っても持たなくとも同じデータとなったため、これ以降はマイナスの負荷を

持たずに測定しています。

11/25 14回目以降、周波数の下がりが鈍くなっています。

12/2 17回目からは陶板浴+αの時間を10分から20分に延長しました。再び,周波数は下がっています。

前回の甲状腺機能亢進症の方は、最終まで10分間で下がり続けたのですが、病気の状態によって

必要な時間は変わってくるようです。

 血液検査も久しぶりに行いました。BUN 41.3→36.4、CRE1.53→1.42と下がり始めました。

糖尿病もあります。HbA1c 6.2→6.1と若干下がっています。