バイオレゾナンス---アトピー性皮膚炎に挑む
バイオレゾナンスは、ドイツ振動医学の華です。
その基本的な考え方は、人の身体は振動から成り立っているということです。
そして、この振動が弱まった状態=病気というわけです。
治療法は振動の弱まった波動をバイオレゾナンスの装置で共鳴(ハーモナイズ)させることにより、波動を元に戻すことです。
患者さんはハーモナイズを受けている間、椅子に腰掛けているだけ。本を読んでいても結構ですが、
ほとんどの患者さんは気持ちよさそうに爆睡されています。(治療を受けていると言う実感がないのが欠点かも?)
今回はそんなバイオレゾナンスを使ってアトピー性皮膚炎の治療に挑みました。
患者さんは23歳のK君です。
大半のアトピー性皮膚炎の患者さんと同じく、ステロイド剤を何も知らずに長期間使用されていたようです。
ステロイドの危険性に気づかれたお母様がステロイドを断つことを決意されましたが、なかなかうまくいきません。
とうとう京都にある漢方薬でアトピー性皮膚炎の治療を行う有名な先生のところへ行こうとして、JRに乗ったのです。
ところが、ここで信号機の故障という奇跡的なことが起こり、この日はとうとう京都へは行けませんでした。
この直後、私ども若葉クリニックのホームページにたどり着き、治療に来られたのです。
この時、K君はアトピー性皮膚炎の悪化にとても追いつめられていたようで、「生きていてもしようがない」とまで
考えられていたようです。しかし、お母様のとにかく息子さんに生きていて欲しいという強い思いがK君を若葉クリニックへと
導いてくれたのでした。---そいうえば、ずいぶんと昔、アトピーではありませんでしたが、大阪から10歳の男の子が「こんなにつらいのなら死にたい」といって
来られたことを懐かしく思い出しました。この時は、自律神経免疫療法を行い、来るときは点滴を受けながらでしたが
帰りのSAでは元気に走り回って感激しました看護士をされているお母様のお話でした。いつの世にも、母の子を思う心に勝るものなし。
これまで若葉クリニックではアトピー性皮膚炎といえば自律神経免疫療法と決まっていました。
少しだけ?痛いのを除けば、アトピー性皮膚炎に対しても最強の治療法だと思っています。
しかし、K君にはこの痛みに耐えるだけの気力が残っていないと言われるお母様の意見を尊重して
自律神経免疫療法ではなく、バイオレゾナンスと高濃度炭酸泉を併用することになりました。
言うまでもなく高濃度炭酸泉は、これまでもアトピー性皮膚炎の治療に多大なる貢献をしてきました。
いよいよ治療の開始です。まず、高濃度炭酸泉に30分ほど入っていただき、それから60分間のバイオレゾナンスでの
ハーモナイズを行いました。
治療終了後、何となく顔の赤みが引いているように感じられました。
ところが、その夜から強烈な好転反応が出現したのです。Dr.Fujitaにとっても驚くほどの好転反応でした。
酸化したステロイドが異臭とともに大量に顔から吹き出したのです。お母様も後日、これほどの反応が出るのであれば
数日間入院しておけば、安心していられたのにと言われたほどでした。
好転反応が強ければ強いほど、後は良くなるのも早いですよ、と励ましながら治療を続けたのです。
その後も2〜3回、好転反応がでましたが次第に収まっていきました。
6月末より週に1回の治療ですが、8月18日現在、驚くほどの回復を見せています。
当初は目の焦点も合わず、ぼんやりとした感じでしたが、今はとてもすっきりとした表情となっています。
お母様は、若葉クリニックを訪れるきっかけとなったJRの信号機の故障を、きっと京都へは行くなと言うメッセージだったのです
と、当時を振り返りながら話されていました。
人の縁というものを、強く感じさせられる今日このごろです。
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