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インテグリンとテロメアの推移について

 インテグリン(Integrinα5β1)は、細胞接着因子の一つでガンの指標の中でも転移を示すものとされています。

また、最近、細胞内のシグナル伝達系にも関与することが判明し、

細胞内の遺伝子の発現や細胞分裂の促進、細胞自己破壊の防止等、健康体を保つ様、

必要に応じた制御信号をやりとりしているため、

インテグリンの制御不能がガン、リウマチ、動脈硬化といった病気につながるとされています。

-リングテスト協会で推薦されている短期集中治療(フコイダン・中国パセリ・乳酸菌)を行うと、

インテグリンは10のマイナス100剰グラム以下まで下がります。

これに波動転写水を組み合わせたのが、私たち若葉クリニックの治療法ということになります。

 昨年9月から若葉クリニックでも、この治療法(短期集中治療+波動転写療法)を開始しています。

当初は、O-リングテスト協会で示されていたようにインテグリンの値は、時間と共に上下していました。

ところが、波動転写水の改良が進みインテグリンは次第に低下し、

最近の患者さんでは治療開始後の1週間も経つとインテグリンの値は健常人の値を少し下回る値を

1日中コンスタントに維持できるようになっています。

 このインテグリンの動きは一体何を意味しているのでしょうか?

可能性の一つとして、インテグリンの値が健常者レベルであるということは

ガンの活動が完全に抑えられていることを意味しているということです。

ガンの活動が完全に抑えられているとすると、ガン細胞をやっつける時間的余裕が生まれていることになります。

抗ガン剤や放射線療法によって、またはガン自体によって生命を維持するのに必要な組織に

致命的なダメージが及んでいない限り、ガンを克服できる可能性があると言えるのです。

 この様な観点からみるとインテグリンが1日中、健常者のレベルを維持していることは非常に重要なことだと思われます。

 

 そしてテロメアは身体全体の状態を示していますので、

テロメアが1300ngを1日中維持しているということは、非常に明るい情報ということになります。

治療の影響でテロメアの数値が上がっていることを考慮しても1300ngという高い数値を維持できるということは、

組織に致命的な損傷がない言えるのではないでしょうか。

 

 ガンの部位のテロメアはどうなっているのでしょう?

治療中のYさんのガンの部位でテロメアを測定すると10マイナス20乗gという結果でした。

治療していない方のガンの部位のテロメアは1000ng(ng=10のマイナス9乗g)以上あるので、

治療中のYさんのガンの部位のテロメアは非常に低いことが分かります。

 こう考えてくると、1日中インテグリンが健常者のレベルを維持し、

テロメアが1300ngを維持する(ガンの部位のテロメアが低い)ということは、

1ヶ月、2ヶ月と治療が進めば進むほど

ガンからの生還を果たせる可能性がどんどんと大きくなってくるだろうと予測されます。