アトピー性皮膚炎
みなさんも、一度は聞いたことがあるこの病名 「アトピー性皮膚炎」
小さなお子さまから、大人まで多くの患者さんがアトピー性皮膚炎で困っています。
肌がかゆくて、ひどくなると夜も十分に眠れません。
普通、お医者様にかかると良く効く塗り薬を渡されます。
これが、本当に劇的に良く効くのです------これが、後日大変な問題を引き起こすなんて---
現代医学の問題点は(他の多くの慢性疾患についても同じですが--)、その薬で病気が治ってしまうわけではないということです。
そうなんです、結果的には治らないのです!!
一時的に症状を抑えてはくれますが、結局使った薬の副作用のために症状はやっかいになっていきます。
アトピー性皮膚炎も初めのうちこそステロイド軟膏が劇的に効きますが、次第に効力が失われていきます。
ちょっとだけ塗っていたものが、だんだんと多く塗らないと良くならなくなり、それでもだめなら
さらに強力なステロイド軟膏に変更していきます。そして、最後にはそれさえも効かなくなってしまうのです。
最近は、ステロイド軟膏の怖さを患者さん側が理解してくれるようになり、そんなにひどくならないうちに
自律神経免疫療法を受けにおいでるようになりました。
とっても、よろこばしいことです。
23才の美容師の男性患者さんは、自律神経免疫療法を開始した2週目から症状が悪化し、
夜も眠れないほどになってしまいました。
それでも、週に1回頑張って自律神経免疫療法を受け続け、開始から1ヶ月を過ぎる頃から
急速に良くなり始めました。
結局、2ヶ月間は週に1回のペースで自律神経免疫療法を受けました。
今では皮膚もずいぶんときれいになったので、治療間隔を2週に1回、3週に1回と延ばしていっています。
今年の夏は、海水浴に行けるのを楽しみにしています。
それとは反対にこんなこともありました。
2才のお子さん、2度目の自律神経免疫療法を受けた後に、症状が悪化し、治療を中止してしまいました。
お母様には、一時的な悪化については十分に説明したつもりでしたが、かゆがる我が子を見て
どうしても、自律神経免疫療法を続ける気持ちになれなかったようです。
もう、1回か2回頑張ってくれたらきっと良くなっていったのにと、残念!!
そんなこんなで、今Dr.は、好転反応とされている一時的な症状の悪化をなんとかくい止められないかと
考えているうちに、アイデアがひらめきました。
近いうちに好転反応を抑えるお知らせをみなさんにできますように----