Dr.Fujita 注釈
B
17は、その驚異的な抗ガン作用ゆえに様々な 非難、中傷を受け続けています。一方、B
17の抗ガン作用を認める側からは、熱烈な報告が相次いでいます。B
17は、その優れた抗ガン作用以外にも、様々な効果があります。ガン治療における食事療法の大切さについても、ここで触れられています。
今の日本でガン治療に対する食事療法を指導できる病院はありません。
そもそも、食事が悪くてガンが発生してくるとは誰も考えてもいないからです。
しかし、野生動物にはガンがないことを考えれば、容易に想像できることです。
クレブス博士が発見したB
15についても述べられています。以下、引用します。
第七章 B17はインチキか
「B17はまったくインチキ療法である」といったのは、カリフォルニア州癌協会会長ヘレン・ブラウン氏である。
他方、有名な医師で、患者に直接、B17を使って臨床試験をして、
B17は安全で有効である、という結論に達した論文は、少なくとも26篇以上ある。
-中略-
B17の効果を保証する著名な医師たちの臨床報告
世界的な尊敬を集めている有名な癌専門家の一人、西ドイツのニーバー博士が
1972年にアメリカを訪問したとき、次の発表をした----
20年間この道に専念してきたが、私は毒性のないニトリロサイドを見つけ出した。
---それはレートリル(B17)である。---
それは他のどんな癌治療法よりも遙かに勝り、私の考えでは、癌を最終的に制御できるのはB17以外にないと思う。
また、カナダの有名な生化学者N・R・プージアン博士は、B17が学会で紹介されると、
ただちに第一回の実験シリーズの結果を、次のように発表した---
私たちの調査の中には、末期の癌で、もはや回復の望みさえなく、
私たちが基本的投与量と考えている30グラムを受けつけない重症例もしぱしばある。
しかし、大部分の患者はB17によって、歩けるようになったり、普通の活動ができるようになっている。
1963年、アメリカからコントレラス博士の病院に、末期癌の婦人患者が紹介され、B17療法が熱望された。
博士はこのとき初めてB17を紹介されて治療を開始、ついに、その婦人の癌も治った。
これが動機になって博士のB17の研究が始まった。
その後、博士はB17で何千人もの癌患者を治療してきたが、大部分はアメリカ人である。
アメリカではB17の使用が禁止されているからである。
博士はB17療法のこれまでの経過を要約して、次のように発表している---
私の臨床例で、好転したと認められたもの
(患者の気分がよくなったり、痛みが軽くなったり、痛みが軽くなった、食欲が出た、元気が出たなどという)は約60%であったが、
重要なことは、末期重症癌の15%に病気の進行が停止、または退行(治癒に向かうこと)
さえ認められたことである。
日本には酒井重明博士がいる。1963年10月の「アジア医学ジャーナル」に発表された博士のレポートによると-‐―
B17を癌患者に投薬しても、有害な副作用は全くないと証明された。
B17ほど速やかに癌を治す制癌剤はほかにない。B17は癌が体内のどこに発生した場合でも、実に有効に作用する。
-中略-
B17の有効なニ次作用
B17の好ましい副作用として、高血圧患者の血圧正常化、食欲の増進、血色素(赤血球の主成分)の増加があり、
さらに、癌患者の不快臭(末期の癌患者は特有の悪臭を出す)を消し、とくに鎮痛剤や麻酔剤を使わなくても、痛みを緩和する。
また、既に”手遅れ”になった癌で、B17を使っても治る見込みが立たないようなときでも、
末期癌の激痛を緩和するB17の効果は、病者や家族にとって福音となるだろう。
-中略-
単独使用でもB17の効果は多数の例で証明されてきたが、B17に補助療法を併用すれぱ、その成績はさらに向上する。
制癌食事法の効果
-中略-
膵臓酵素の補給
-中略-
クレブス博士によれば、旧約聖書の中にも、穀物類からの製パン配合に六つの原料を伝えているが、
この中の五種類にB17が多量に含まれている。
すなわち、大麦、豆、レンズ豆、キピ、フィッチ(エジプト豆やガバンゾ豆)などである。
食生活に自然の調和を保つために、各種のビタミン類が必要とされる程度に、毎日適当量のB17を摂取すれぱよい。
たとえば、1日にリンゴを1〜2個タネごと食ベれば適量がとれる。
-中略-
-中略-