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医食同源

 

 私たち若葉クリニックでは、ガン治療に全力で取り組んでいます。

そして、ある一人の患者様の声をきっかけに、とうとうガン専用の食事を作ることになりました。

 確かに、中国の有名な言葉に「医食同源」というのがあり、食事は医術と同等なもの、それだけ重要だと言う意味です。

ガン治療を押し進めていくと、どうしても日常の生活にまで深く立ち入って改善していかなければなりません。

 その大きな問題の一つが食事だったのです。

これまでは、患者様の家庭まかせといった感じで、食べると良いもの、悪いものといった極簡単な処方しかしていませんでした。

 しかし、ガン治療が最終段階にさしかかった今こそ、体を根底から支えている「食」を見直す必要があったのです。

 幸いにも、私たちの手元には、給食用の献立を作成する手作りのパソコンソフトがあます。

このソフトを使って様々な試作品を作ってみることにしました。このソフトは結構な優れもの---とは、自画自賛??

 さて、実際には、様々な体に良いとされる献立を試作し、一定のおいしさのレベルに達しているものを選んでいきます。
(ほとんど、
Dr. Fujita の独断と偏見かも??)

 そして、最終の確認にテロメアが増えることが条件になっています。

 おいしいと思っても、テロメアが下がったのではガン患者様用の食事としては良くありません。

 テロメアは、上腕部でO-リングテストを使って測定します。ガンの検診には必ず測定するのがこのテロメアです。

 通常、健康な人は400ng以上はあります。このテロメアが更に上がる献立だけを選んでいます。

 

今、ガン患者様用の食事を準備しています。

 一つ一つのレシピを検討して、試作し、味をチェックし、最後にそのレシピがテロメアを増加させることを確認するという地道な作業の繰り返しです。

 毎日、2種類のレシピを作っています。実際に作ってみると、テロメアが下がるものがたまに出来てきます。

 そんな中、レシピの数も60を越えましたので、いよいよ実践投入に踏み切りました。

ご飯は、玄米にしました。100%玄米です。

最近の電気釜は優れもの、Dr. Fujita 玄米を食べ始めて1年、なんの違和感もなく食べていますから、皆さんも大丈夫でしょう。

だだし、6時間以上水にかしておくとか、プレーンヨーグルトをスプーン1.5杯入れるとか、ちょっとした工夫が必要ですが----!!

醤油などの調味料もO−リングテストを通過したもののみ厳選して使用。

化学調味料は、使用できないので、だしを取るところから始めなければなりません。

 先日、「国際色彩診断治療研究会」でタイムリーなことに、合成保存料等の講演がありました。

出来合いの食品(インスタント食品やマーケットで並んでいる出来上がった総菜なども含め)には、
なんと
数十種類もの合成保存料や着色料などが含まれているのです。

手間暇を惜しむ方はどうぞご利用下さい、でも将来そのつけを払うのはあなたがたですよ。

確かに、薬でもそうですが合成保存剤1品1品の動物実験は行われ、一応害はないことになっています。

ところが、2品3品を同時に使用したデーターなどはどこにもありません。

ましてや、数十種類ともなると考えるだけでも空恐ろしい限りです。

食べた瞬間からガンへの道を踏み出したのと同じです。

 勿論、これらをO−リングテストにかけてみると、一目瞭然。

出来合いのものに、O−リングが開かないものはない!!とは極端かもしれませんが、限りなくそれに近い状況にあるのです。

 そんなこんなのきっかけで、この新たな企画がスタートしました。