ガン、その死の淵からの生還
9月1日、とうとうこの日がやってきました。退院です。この日をどれほど待ちわびたことでしょう。
2008年9月1日、
この一日は私たち若葉クリニックにとって永遠に忘れられない記念すべき日となりました。
「死の淵にあったガン患者さんが退院する日」がやってきたのです。
自律神経免疫療法を手がけて早6年の年月が過ぎました。これまでの、思い出が胸をよぎります。
そんなお話は、またいつかお聞かせできる日が来ることでしょう。
今日は、奇跡の生還を成し遂げたAさんのお話です。
初めてAさんを診察した時の事は、忘れられません。
左の頬には大きなガン腫が開き、
右の頸部にはさらに大きなリンパ節転移が皮膚を破り露出していたのですから。
O-リングテストでは、さらに厳しい結果でした。
肝臓にも転移があり、テロメアは200ngでした。
このテロメアの値は、過去に助かった患者さんの最低ライン400ngを大幅に下回るものでした。
更に悪いことにAさん、右の胸に膿みが溜まり(膿胸)、排膿用のチューブが胸に挿入されていたのです。
しかし、目の前に救いを求めて、はるばるやってきた患者さんがいるのです。
向こうの入院先の先生には、リンパ節がいつ頸動脈を裂くかもしれない、
頸動脈が裂ければ一瞬で命はないと言われたのを振り切って、私たち若葉クリニックへやってこられたのです。
逃げ出すわけにはいけません。
絶望的な状況の中、治療が始まりました。
助かるテロメアの最低値400
ng というのは、過去の話だ。今は、自律神経免疫療法があり、色彩療法があり、ビタミン療法があり、ゲルソン療法がある、
そう半年前とは違うんだと強く言い聞かせてのスタートでした。
極限まで進行した口腔内ガン、
食事が摂れないことに伴う極端な栄養状態の不良、
そして右膿胸と、
およそ考えられる最悪の状態からのスタートでした。
O-リングテストで治療法を選択し、
自律神経免疫療法、
ビタミン点滴療法(ビタミンCとビタミンB17)、
ゲルソン療法
が、ベストな組み合わせということで、治療はスタートしたのです。
この組み合わせは、予想以上の成果を上げることになります。
入院後2週間ほどは、ガンが縮小傾向を見せたのです。
そして、ゲルソン療法のおかげで、ぱんぱんに腫れていた両下肢も、みるみる腫れが取れていきました。
寝たきりの状態も、リハビリ部門の活躍で自力で立てるまでに回復しました。
これならうまくいくのでは、と思われた矢先の3週目頃から、事態は悪化の道をたどるようになります。
ガン腫、転移したリンパ節が勢いを盛り返してきたのです。
ご主人も、看病疲れと病状の悪化とが重なり、さすがに沈んだ表情の日が続きました。
入院して1ヶ月、転機が訪れます。
それまで悩まされ続けた
右膿胸が完治し、胸に入っていたチューブを抜去したのです。
この時点で、これまでの
治療法を見直そうとO-リングテストを行いました。すると、そこには
意外な結果が-----それまでベストな組み合わせと考えていた
ビタミンCとビタミンB17の併用は、ガンの部分の周波数が56Hzまでしか下がらないことが判明したのです。
(勿論、治療開始時点では8Hzまで下がるとの結果でした)
一方、ビタミンB17単用ではガン部分の周波数が8Hzまで下がるとO-リングテストは示しています。
予想外の結果に驚きましたが、O-リングテストを信じる限り点滴の内容を変更せざるを得ません。
そうです、このO-リングテストの結果を信じるほかありません。
この最初の1週間が運命の分かれ目だと言い聞かせ、
ビタミンB17単用の点滴を開始しました。
するとどうでしょう、奇跡が訪れたのです。
変更後1週間であれほど瑞々しく、赤く輝きを放っていたガンは次第に色あせてきた
ではありませんか。
さらに、1週間、右頸部の転移していたリンパ節は崩壊し始め、
左頬のガン腫も縮小し始めたのです。
患者さんご自身も、体調が良くなってくるのが実感できるようで、
Dr. Fujita への質問もより積極的なものへと変わってきました。
長かった?入院生活もとうとう終わりです。
これからは、自宅へ戻っての治療となります。頑張ってください、そして困ったことが起きたら、すぐメールを下さい。
こうして、余命1〜2ヶ月だった患者さんが、回復して帰っていきました。
今、
目の前の奇跡に胸が張り裂けんばかりです。自律神経免疫療法に感謝!
ビタミン点滴療法に感謝!
ゲルソン療法に感謝!!
感謝、感謝です。
そして、
O-リングテストを基礎に組み立ててきた治療法に間違いはなかったと、全世界に向けて叫びたい気持ちで一杯です。
これからAさんの後に続く多くの患者さんたち、
その人たちはいつもAさんの話を聞き、
たくさんの勇気をAさんからもらい、
ガンという絶望的状況からの生還を果たすことでしょう。
今や、門は開かれたのです。
さあ、ガンが不治の病だと言う言葉を過去のものにしようではありませんか。
求めよ、
求める人たちにだけ、明日への門は開かれるのです。