放射線測定装置、失敗
 

 新茶を使った放射線除去の実験の仕上げとして期待された放射線測定装置(放射線をμSv/時間で示す)でしたが、

結果は見事空振りに終わりました。

 O−リングテストを使った、放射線除去実験の完璧な成功を受けて、

O−リングテストを信じていただけない方のために放射線測定装置を使って、

その効果のほどを証明しようと言うことになったのです。
 

 事前にあちこちの放射線量を測定したところ、だいたい0.07〜0.19μSv/時間という結果となりました。

ちなみに説明書によると0.5μSv/時間で年間2mSvの被曝に相当するということです。
 

 ここで、例の新茶の放射線量を測定してみることに・・・・

???期待したようには数値が上がりません。お茶があってもなくても数値に変化はありません。

 どうやらシーベルトで表す測定装置は、食べ物の放射線量を測定するには不向きなようです。

つまり、食べ物が放射線に汚染されているか否かをこのタイプの放射線測定装置では判定できないという結果となりました。

誰にでも測定できれば自分の身は自分で守れると思われただけにとても残念です。

 結局O−リングテストを使わないと、食物の放射線量の測定は簡単にはできないということになりました。

(後日談;CPMの単位で測定できる装置を入手したので、実際に測定してみると

普通の場所で5〜30CPM(だいたい20CPM前後が中心)位でした。

O−リングテストでセシウムが検出された茶葉は20CPM前後と

自然界からの放射線被曝と区別できるような値ではありませんでした。

・・・・このレベルのガイガーカウンターでも、今回入手した茶葉では、放射線の異常は測定できないようです

・・・・かなり放射線量が高くなれば検出できるのでしょうが

・・・・基準値くらいでは、分からない???

・・・・今のところ、頼りはO−リングテストだけという結果となっています)