バイオレゾナンス・原因思考のアプローチ
バイオレゾナンスは、ドイツで開発された新しい治療法です。それだけに、これからの発展には大いに期待が持てます。
さて、その一つの方向性が、原因思考のアプローチとして示されています。
何故、病気になるのか?
この最も大切な質問に対する答えが見つからないのが、現在の西洋医学なのです。
確かに、感染症(インフルエンザやC型肝炎、伝染病など)の原因がある種の細菌やウィルスなどによることは分かっています。
しかし、最も普通にみかける糖尿病が何故起こるのかという問いに対しても、的確な答えが見つからないのが現状です。
糖尿病は遺伝的な原因に食べ過ぎなどの食生活が加わることで、発病してくると言われています。
勿論、ストレスが糖尿病の症状を悪化させることも分かっています。
私たちが取り組んできた自律神経免疫療法の立場からも、大半の病気の原因はストレスであることが示されています。
勿論、糖尿病や高血圧、胃十二指腸潰瘍などをみれば、ストレスが病状を悪化させることは明らかなことです。
一方、私たち若葉クリニックが、新たに取り組んでいるバイオレゾナンスの示すところでは、
病気の原因のかなりな部分は、重金属、細菌、ウィルス、真菌、寄生虫などから引き起こされることが分かっています。
それらの病原は、私たちの想像を遙かに超えて広がっています。
例えば、胃ガンの原因の一つとして有名になったヘリコバクター・ピロリ菌は胃だけにいるのではないことが、
バイオレゾナンスを用いると分かります。(勿論、O-リングテストを使っても分かるのですが)
ピロリ菌は、胃だけではなく肝臓や膵臓などにも存在しているのです。
バイオレゾナンスで調べると、例えば膵臓にはこれこれの重金属、これこれの細菌、これこれのウィルスが存在している
ということが分かるのです。
そして、これらの病原をハーモナイズすることで除去することで、病気が良くなっていきます。
このようなタイプの病気の範囲は、皆さんの想像を超えて広範囲に認められます。
糖尿病のように膵臓に病因があると分かっている病気に始まり、うつなどの精神疾患、
多発性硬化症や多動性障害、果ては認知症のように年令が原因と考えられている病気や
難治性の皮膚疾患、原因不明の病気の集団である難病と呼ばれる病気に至るまで、
バイオレゾナンスで調べれば本当にたくさんの病気があることが分かるのです。
いわゆる慢性疾患と呼ばれている病気のかなりな部分が、
このような重金属や細菌、ウィルスなどなどの存在が病気の原因となっており、
これらをバイオレゾナンスで調べ、取り除くことで、病気が良くなって行くのです。
ここで、もう一つ重要なことがあります。
それでは、
何故これらの重金属、細菌、ウィルス、真菌、寄生虫などが身体に溜まってしまうのかという問題です。それは、一つには私たちを取り囲む
住居環境にあり、もう一つは食生活にあります。
まず、
住居環境から考えていきましょう。最も身近で、最も分かりやすいのが電磁波の影響です。
電磁波の影響はここ数年の間に飛躍的に大きくなってきています。
ものすごい勢いで広がった携帯電話(10年もすれば、現在の子供に飛躍的に脳腫瘍が発生することが予想されています)、
更にここに来てIHクッキングヒーターが登場して、女性のガンが増えることも既に予想されています。
調理に1時間携わるとして、その間中、有害な電磁波を浴び続けることになるのです。
これまでは、電子レンジやIH炊飯器などが問題でしたが、それらは少しは距離がとれる調理器具でした。
しかし、IHクッキングヒーターなどは、調理している間中、比較的近距離で電磁波を浴びることになるのです。
その害は距離の2乗に反比例して大きくなります。
すなわち、距離が半分になれば被害は4倍に、距離が1/4になれば被害は16倍にもなるのです。
(おそらく、時間が2倍になれば、被害も4倍ひょっとして16倍?になることでしょう)
そう考えれば、携帯電話や電気カーペットも最悪だとご理解いただけるかと思います。
もう一つ、重要な問題があります。
日本では余り話題に上りませんが、水脈や断層などの地層の表面の状態からの影響です。
(ヨーロッパでは、これらを調査する専門の職業もあるくらい重要視されています)
これらは特に寝室など長時間同じ姿勢でいる所では重要な因子となります。
これらの影響もバイオレゾナンスで調べれば、簡単に分かります。
次は、
食生活です。これまでも、私たち若葉クリニックでは
ゲルソン療法を中心に食事の重要性を訴えてきました。間違った食生活が引き起こす酸性体質が、先程述べた有害な物質の温床となるのです。
酸性体質が深刻な方ほど、身体に有害な物質が蓄積しやすいというわけです。
間違った食生活とは、極簡単に言えば「おいしいもの」です。
皆さんが思い浮かべる「食べたいな」と思われる食べ物の大半が、この間違った食生活の範疇に含まれます。
肉、魚などの動物性タンパク質(牛乳や卵も含む)、白砂糖などの精製されたものなどが示されています。
(詳しくは、ゲルソン療法の項をご覧下さい)
これら住居環境や食生活からの影響が積み重なって、様々な有害な物質が身体の様々な部位に蓄積し、
様々な症状を引き起こしてくるのです。
バイオレゾナンスで、直接身体の中にある有害な物質を取り除くと共に、
住居環境の改善(デュプレックス、干渉器、気のカードなどを使用すれば十分でしょう--多少の出費は伴いますが)、
食生活の改善(これには、皆さんの多大なる努力が必要です。できる限りゲルソン療法に近づけることをおすすめします)
極端な例をお示しします。
この方は、20才台の男性です。全身の皮膚に湿疹があり、精神活動も低下し、
バイオレゾナンスでの検査中にも居眠りをしてしまうほどです。
この方のバイオレゾナンスによる検査では、皮膚は勿論のこと、脳、内臓、骨、筋肉とほとんど体中に
重金属、細菌、ウィルス、真菌、寄生虫の影響が認められました。
これほどの病状は、めったに診ることはありませんが、有害な物質が身体のほとんどすべての部位に蓄積することを示しています。
この方の場合、
週に2回のハーモナイズを、計10回受けた後、再度バイオレゾナンスによる検査を実施し、体の中に残っている有害な物質を洗い直し、更に10回のハーモナイズを行います。
この間、
住居環境の改善や食生活の改善も並行して行う必要があります。住居環境の改善や食生活の改善が十分に成されていないと、このような患者さんでは、
一度有害な物質の除去に成功しても、比較的容易に再び有害な別の物質の侵入を許してしまいます。