レトリールの作用機序
ビタミンB17(アミグダリン)は、二つの糖質と一つのシアン化合物、一つのベンツアルデヒドからできている複合体です。
シアン化合物とは青酸のことで、猛毒です。(この分子構造が、アミグダリンの普及を妨げています)
「アミグダリン(ビタミンB17)がガン細胞を破壊するメカニズム」
ガン細胞の周囲をβ-グルコシダーゼという分解酵素が、取り巻いています。
一方、ガン以外の正常の細胞の周囲にはβ-グルコシダーゼ存在しません。
アミグダリン(ビタミンB17)がガン細胞に近づくと、β-グルコシダーゼがアミグダリン(ビタミンB17)を、
二つの糖質と一つの青酸、一つのベンツアルデヒドに分解します。
β-グルコシダーゼによって分解された青酸とベンツアルデヒドが、
ガン細胞を覆っているマイナスのタンパク質の壁を破壊します。
そして、青酸とベンツアルデヒドと共に、本来ガン細胞を攻撃する機能を持つ白血球やタンパク消化酵素も
ガン細胞に直接攻撃を仕掛けて破壊します。
(ガン細胞はマイナスの電子を帯びたタンパク質の膜に覆われていますが、正常な細胞はプラスの電子をもっています。
ガン細胞を攻撃する白血球も、マイナスの電子をもっています。
つまり、ガン細胞と白血球はマイナス同士で反発しあうため、白血球がガン細胞を攻撃することができないのです。)
このメカニズムについては、大阪大学の片瀬教授が顕微鏡写真を撮影し、発表しています。
片瀬教授によると、「まるで殺虫剤を散布された昆虫のようにガン細胞が100%死滅していく」そうです。
一方、ガン以外の正常細胞にはローダネーゼという保護酵素が多量に存在する為、
アミグダリンがガン以外の健康細胞に近づくと、ローダネーゼにより保護されるため、何ら影響を受けません。
それどころか健康細胞に対して補体活性があることもアミグダリンには認められています。
こうしてガン以外の健康細胞に抵抗力・抗病力を与え活性度を上げ、老化の防止にも役立ちます。