Dr.Fujitaのコメント:
ここで、B
三大療法の生存率は、わずか7.5%にすぎません。
これには、勿論、本当の早期癌が含まれていますので、進行した癌、転移のある癌はほとんど助かる見込みはありません。
一方、B17はどうでしょうか?
B17の治療を受けられる患者さんは、三大医療でもはや打つ手がないと宣言された方ばかりです。
これほど進行した癌患者さんの治癒率は、コントレラス博士は15%と述べられています。
これは、実に驚くべき事です。
生存の望みのない患者さんから15%もの生還者がいるのです。
より早い時期に治療を開始すればこの治癒率は更に増加することでしょう。
そして、B17は癌予防にも100%の力を発揮するのです。
B17を多く含む食べ物を摂ることで、癌予防が実現します。
このようなB17に対する迫害の歴史をもつアメリカでも、つい最近2003年、とうとうブッシュ大統領が癌に対する代謝療法を公認し、
これに関する研究委員の1人に、これまで頻回に登場してきたコントレラス博士を任命したのです。
こうしてみると、我が国はアメリカに追従していながら、肝心な所では追従していないのです。
なんという不思議。
アメリカが1978年のマクガバンレポートをきっかけに、食料バランスの見直しを進め、様々な禁止食品を提示しています。
アメリカでは、マーガリンは禁止!!されているのです。
そして、これらの情報は決して大々的には取り上げられることはありません。
メタボの検診が一体なんの役に立つのでしょうか?
メタボを防ぐために既に明らかになっている食事の変更こそ、大々的に押し進めるべきことであるはずです。
この延長線上に、癌を予防する食事が見えてきます。
そして、今回取り上げてきたB17という癌治療の決め手ともいえるビタミン療法にスポットをあてる必要があるのです。
さて、この本もいよいよ最終章です。
第11章からの引用です。
第十一章 統計上の比較
あらゆる項目で癌を分類し、統計をつくり上げる現代主流派の人々に反して、B17療法の側はそんな統計などは軽視する。
それでは、B17療法には信頼性がないように思われがちになり、悪くとれぱ、B17論者には確固たる根拠がないのかと思われる。
しかし、よく分析してみると、その理由は分かるし、誰でも肯定できよう。
まず第一に、統計資料は「有意差」を示す比較資料が必要である。
すなわち、B17を与えない対照群をつくる必要がある。
いいかえると、B17療法を確信する専門家は患者に治療を依頼されたとき、
B17療法と現代主流派の治療との両群をつくって、統計をとらなければ正確な比較にならない。
これではB17療法の医師たちまで、殺人者の一味になってしまうので、
まず「第一の理由」として、こんな統計には絶対に参加はできない。
B17療法の医師たちは、主流派医学の治療で、すっかり悪くなってしまった患者たちが、
最後の望みをかけてやってくる実情をよく知っている。
統計のために今までの治療法を続けさせるのは、焼け火箸を人の身体に繰り返し当てて火傷させながら、
痛いか痛くないかと尋ねるようなものである。
人を救うのが先決であり、統計試験をやろうという考えなどもっていない。
ひたすら、B17療法に専念する。
そうじて、B17療法で治ると、現代主流派は偶然の自然治癒だとか、現代制癌剤の遅延効果だと解釈しようとする。
第二の理由は、対照群をつくったところで、それが重要だとは信じていないのである。
癌の発生個所、転移の度合い、食事の状況、遺伝的体質、感情の状態、年齢、性別、
そして、全体の健康状態、薬物摂取の経歴、環境、その他の因子が多種多様であるから、
統計は無益なものになってしまう。
癌の統計はあてにはできない
クレプス博士は、こんな統計は無意味であり、科学的立場からも真実を立証するものではないと、
統計に参加することを何回も拒絶している。
クレプス博士は、数字だけにこだわる人は関連する科学的思考を理解していないことを示すようなもので、
それは、呼吸したから生命が助かったと判断して、その例証を集めて酸素の価値を立証するようなものだといっている。
-中略-
現代医学主流派とB17療法の統計比較
1972年5月5日、フランク・J・ロ-シア博士は国立癌研究所の部長として、ホワイトハウスで記者会見したとき、
癌療法研究に関して国際協力計画についで述ベた後、
現行の外科療法、放射線療法および化学療法の成功率について語っている----
たとえば、癌患者の100人中、15%は極めていい結果を得ていて、そのうちの最低50%は5年間は生存し続けている。
この発言を分析してみると、最高の延命率はわずか7.5%であり(15%x50%=7.5%)、
しかも、この中には現代主流派の治療を受けずに延命している人も含まれている。
だから、現代主流派の延命率はもっと低くなろう。
しかし、ここでは、この7.5%を額面通りに受け止めることにしよう。
B17療法と比較するために、前の2つの統計を平均してみると、癌治癒率というより延命率は約20%となろう。
これでも控え目だと考え、疑わしい点までも有利にみることにして、さらに5%を加え、「25%の数字」にしよう。
この数字を基礎にして、癌患者を3つの型に分けてみると----
(a)病状進行あるいは末期の場合
癌の転移が2カ所またはそれ以上に進んだ患者で、外科手術、放射線療法、化学療法も効果がなく、医師が絶望だと宣告した者。
(b)中間の症状の場合
もう少しのところで、癌の転移が起こる時期であり、その直前に発見された患者。
癌は局部的に限られており、また、増殖がゆるやかなものであり、
まだ現代主流派の治療法でも効果があって、癌を抑えることができそうな者。
しかし、皮膚癌はこの中から除く。
(c)現在健康な場合
今のところ、健康状態は普通であり、臨床的には癌が認められない者。
-中略-
さて、B17療法の記録は、前に何回も述ベてきたが、B17療法を求めてくる患者の大部分は、末期癌の患者である。
その時からB17療法を受け始めるので、5年以上の延命率はそう高くないのはやむを得ないし、驚くこともない。
ただ驚嘆すベきことば、こんな末期癌の人でも助かる者が出てくることである。
末期癌の人でも助かるB17療法
メキシコのコントレラス博士は、B17を長く治療に使ってきた数少ない医師の一人であり、
5年以上の延命について語る資格を備えているが、
「末期癌でも実に約15%の患者が5年あるいはそれ以上延命し得る」と報告している。
わずか15%というのは決して満足できないが、主流派の延命率0.1%にくらべれば驚異的な比率である。
特に勇気づけられるのは、B17を3年あるいは4年と使った医師たちが、
5年以上の延命率を15%よりずっと高率に約束していると博士が付言している点である。
しかし、ここでは比較のために控え目に、かたく押えた、低いほうの15%を採用してみよう。
癌が遠くには転移しておらず、ゆっくりと広がっている場合は、B17療法によると約80%の長期延命率が期待される。
医師によっては、外科手術、放射線療法または化学療法で生命維持の大切な器官があまりひどく損傷されていなければ、
85%の延命率になると述ベている。
現在健康で癌が臨床的に見当たらない人は、平素からB17食を適量にとっておれば、ほとんど100%癌には無縁となろう。
今まで論じてきたことを整理すると----
長期生存率
(正統派療法) (ビタミン療法)
末期癌 0.1% 15%
中期癌 28% 80%
健康人 81%(放置) 100%(予防)
癌の統計は、予見できない、また規定もしにくい要因に支配されるので、
ごく一般の参考になる程度であることを、もう一度指摘しておきたい。
そのために、特殊な状態にある特殊な人にこれを適用すると大きな誤りを犯しやすい。
この数字に含まれる資料は、年齢、性別、癌の発生場所、悪性の度合いなどによって大きく変わる。
ことに中期癌と末期癌の区別はつけにくく、中間に灰色の領域が必要かも知れない。
しかし、統計はどうしても必要な人々のために、できる限り正確を期すようにしている。
しかも、正統派の療法にあらゆる有利性を織りこんでみても、無視できない2つの治療法の差は強い印象を与えるであろう。
承認医薬の結果の反省
医師たちは以上の事実に気がつき、癌の治療にビタミン療法を試み始めているので、
何か自分が「前もって合意された薬」の犠牲者でさえあると気がついてきている。
「合意の医薬」とは医師を管理して、患者を傷つけたり、だましたりしていないのだと信じこませることであり、
一般の医師の監視には専門機関、病院のスタッフ、政府機関に働く医師たちが最適の人として担当している。
この正統派の治療法は、まったく役立たずで有害でさえあっても、
この「合意薬」をどの医師でも使うように要求されているのである。
どれほど多くの患者が生命を失っても、そんなことには関係なく、同じ療法を行い、同じ悲劇的結果を招きながら、
仲間意識のもとに医者の職業的立場は支持される。
-中略-
手術もせず放射線や医薬(制癌剤など)をすすめないということは医師にとってよほどの勇気がいる。
もし患者が死んだ場合、その親類縁者は、担当医師が正しい処置をとらなかったからだと
告訴し得ることを知っている現在では、なおのことである。
現在のように、癌の真の性質にまったく無知な環境のもとでは、
どの医師でも、手術、放射線、医薬の恩恵があろうとなかろうと、
患者はどのみち死亡したであろうことを説明し、判事や陪審員たちを納得させることは不可能に近いだろう。
特に、アメリカ癌協会のスポークスマンが証人台に呼ばれて、現代主流派の治療法で150万人もの人が助かり、
生存している統計を陳述したりするのを想像すると、なおさらのことである。
だから、医師たちは自分の判断や良心に従って行動できなくなる。
最も激しい外科手術とか、毒性の激烈な薬剤をやめて、
無害なB17を処方箋に書くと、大きなトラブルにあわなくてはならない。
非常に勇気のある人を除いて、大部分は大勢に流されて合意薬を使う。
-中略-
クレブス博士は、中国の祈祷師の道具のほうが、正統医学派の治療法と同等かあるいは、もっとましだとまで述ベている。
しかも、これは単に冗談でいっているのではない。
すなわち、何もしないほうが、放射線や薬物毒の副作用を患者たちが受けなくてすむからである。
誰もが腫瘍を除いてしまえば、癌が治ってしまうとは期待できないのであり、
腫瘍は、癌という病気が起こした結果であって、その腫瘍を取り除いても、癌という病気を除去したことにはならない。
すなわち、誰もが患部を焼き切ったり、手術で除去したからといって、慢性的な栄養欠乏病を完治することはできないのである。
-中略-
むしろ、そのような間接的な科学知識や技術ではなく、正しい解答は足元にあり、
それはなんと、リンゴの種の中の単純な成分にあったといずれ認めることになろうとは、何ともやり切れない人生経験ではなかろうか。
なぜ、もう少し自然の秩序に従って、長い人類の歴史の中から、正しい解答を求めようとしないのであろうか。
我々が、昔の治療の歴史を振り返って、頭骸骨や流血の呪いとか、
また、犬の毛、鳶鳥の油、トカゲの血、古いインディアンのキッカポジュースなどを「特効薬」としていたと、
今日では面白がってからかっているが、それとまったく同じように、次の時代の我々の子孫が現代をどう回顧するだろうか。
今は医学界に正統派治療法として、まかり通っているが、役立たずの手術とか、放射線とか、有毒制癌剤のことを、
随分と野蛮なことをしたものだと、驚きいることであろう。